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2017/02/13

第3回 立命館慶祥・ハーバード大学研修プログラム【4日目】

今日は雪も止み,青空の広がる良い天気でした。しかし空気が冷たく,生徒たちは「痛い痛い!」と言いながら,朝地下鉄駅へと向かいました。

1つ目のワークショップは,ハーバード大学を卒業し現在MITの大学院でコンピューター・サイエンスを専攻しているヴィクラムさんによる「インターネット」についての講義でした。身近な話題であることもあり,また生徒たちの積極性も確実に増してきたため,多くの質問が出ました。その後MIT博物館に移動し,MIT博士課程で研究をしているアシュラムさんによるロボティックスのワークショップ。レゴの車を用いて動きをプログラミングする実践を行ないました。また,展示室の動く作品や実際に体験できる展示物は好奇心溢れるものばかりで,生徒の今後の創作意欲につながったのではないかと思います。3つ目のワークショップは「バイオメカトロニクス」を研究するMIT博士課程のデイビッドさんから,義足の研究について説明していただきました。

どれも難しい内容でしたが,最後に講師の皆さんから「MITでは何よりも創造性が大切。」「失敗することを恐れてはいけない。失敗があってこそ成功があり,人のために役立つことにつながる。」というメッセージがあり,勇気をいただいたと感じる生徒が多くいました。

  • 将来の夢はまだ決まっていないけれど,MITに行ってそういう道にも興味を持った。将来の夢の幅が広がった。
  • 講義の内容はよく分からなかったが,最後に「毎日チャレンジして,失敗することが成功へつながる」という言葉をもらった。明日もたとえ講義が分からなくても,今日のように素晴らしい言葉を聞き逃さないために集中する。