中学海外研修
この目で見なければ
わからないことがある。
画面の向こう側にいる人も、
自分と同じように生きている。
本当の意味で、
それを知っていると言えるだろうか。
ニュージーランド研修(中3)
ニュージーランドでのホームステイと現地の学校生活体験で国際的なコミュニケーション力を養う
立命館慶祥が独自に開発した、オリジナルの海外研修。「その国の人」として生活し、学習する実体験型の研修です。地元の学校のクラスに慶祥生がわずか1,2名で所属し、数学やドラマ(表現)、音楽、歴史など、日常のニュージーランドの授業にそのまま参加します。慶祥で日頃経験してきた挑戦・貢献・協働の力をさらに磨き、国際的なコミュニケーション能力を身に付けます。初体験の困難を乗り越えることで、生徒自身の中に感動と達成感が生まれ、次の海外への挑戦に向けたモチベーションへとつながっていきます。
ニュージーランド海外研修の日程(一例)
1日目 新千歳空港からオークランド空港に向けて出発
2日目 ホストファミリーと初対面
3日目 バディと現地校クラスへ初登校
4・5日目 バディと一緒に授業に参加
マオリ文化を体験
6・7日目 ホストファミリーと過ごす最初の週末
8日目 ロトルア地区でマオリの文化学習
9~12日目 バディと一緒に授業に参加
日本文化を現地生に紹介
13・14日目 ホストファミリーと過ごす最後の週末
15・16日目 バディと一緒に授業に参加
お別れの会に向けて準備
17日目 お別れの会
18日目 オークランド市内で自主研修
19・20日目 オークランド空港から新千歳空港へ向けて出発
研修内容
入国審査を越えて
ニュージーランドへ上陸!
ドキドキの入国審査を通過し、現地校ごとにホストファミリーとの対面。笑顔で温かく迎えてくれるホストファミリーのおかげで、緊張していた生徒たちも笑顔になります。それぞれの挑戦が、ここから始まります。
現地の学校に通学
ホストファミリーと対面した翌日から、早速現地の学校に通学。学校では「バディ」という世話役の生徒と、授業やランチなど多くの時間をともにします。学校生活を通して英語力はもちろん、積極性やコミュニケーション能力も大きく成長。文化の違いを肌で感じる貴重な経験です。
みんなでマオリ文化学習に参加!
ロトルア地区にてマオリ文化を学ぶ1 Day Tripが行われます。この研修旅行の折り返しにあたる時点で、お互いの学校やホームステイの様子などを語り合います。湖を一望できる場所で昼食、リュージュなどでリフレッシュ。マオリ文化の学習や踊りを体験します。
ホストファミリーとの日々
ホストファミリーとは、寝食だけではなく週末の時間も一緒に過ごします。キャンプやスポーツ観戦、観光など、ファミリーによって楽しみ方はさまざま。お別れの日には、不安だった初日からどんどん縮まっていった心の距離を思い返して、笑顔の中にも涙がこぼれます。
フェアウェルパーティーで
感謝に満ちたお別れ
現地校での最終登校日。各校では、フェアウェルパーティー(お別れの会)が開催されます。慶祥生が主催者となってお世話になったホストファミリーへのお礼として、合唱やよさこい、日本の遊びや書道・茶道を披露して楽しい時間を過ごします。楽しいことや辛いこと、いろいろなことがあった日々を振り返る瞬間です。生徒たちが「感謝」を感じる、一番大切な時間です。
生徒VOICE
日本のことをもっと知り、世界に発信していきたい。
最初は現地の英語は何を言っているか理解することで精いっぱいでしたが、段々と話せるようになり、最後には問題なくコミュニケーションが取れました。ホストシスターとホストファザーの好きな日本の食べ物が味噌汁だったので、現地で食材を揃えて作り、交流を深めました。その生活の中で普段家事をしてくれている親への感謝の気持ちが湧き、今では家事をするようになりました。日本について聞かれることが多かったのに知らなくて答えられないこともあったので、日本のことをもっと知り、世界に発信していきたいと思います。
 
現地の人との会話で、コミュニケーションがもっと楽しくなりました。
ネイティブスピーカーと話す実践英語の授業を活かして現地の人とも会話を楽しみました。初対面の人と母国語ではない言葉でコミュニケーションするという経験が楽しく、人と話すことがもっと好きになりました。また、ホストとは別の家庭とも交流したのですが、家庭によって全く違う生活があったのも幅広い文化を知ることができてよかったです。海外で働きたいという夢がより現実的に感じられた研修でした。