学校生活

中学

2015/07/14

中2 総合特別講演会「札幌市民と戦争」が開催されました

 中学2年生の総合学習においては、「文化理解」・「情報収集」・「発信」を柱に、学習活動を展開しています。今年は戦後70年の節目にあたる年ということ、そして、地域理解という観点から、戦争と地元地域の関わりについて、生徒個々人の興味・関心に基づいて探求活動をおこなっています。
 7月11日(土)、札幌市公文書館、専門員であり、北星学園大学で教鞭をとられている秋山淳子氏を講師としてお招きし、「札幌市民と戦争」というテーマで、講演をしていただきました。建物疎開によって広がった南4条通り、犬・猫の供出など、様々な観点から、札幌と戦争との関わりについて、お話しをしていただきました。また、実際に、戦地から帰ってきた人が戦中ずっと持っていた出征旗や、軍事郵便などに直接触れる機会もつくっていただきました。出征旗には、血や油のシミや、弾丸で撃ち抜かれたことが想起される穴があり、それを見た生徒からは驚きの声があがっていました。戦争を知らない世代が増えている中で、風化させてはならない記憶の一部に触れる大変貴重な時間となりました。

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