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2016/01/07

運動系クラブ生徒対象の「応急手当&普通救命講習」を実施しました

 運動に関わる事故や急病は,いつ,どこで起こるかわかりません。そのようなときは,その場に居合わせた人のいち早く正しい応急手当が,傷病者の救命やその後のケガの治り具合に大きな影響を与えます。そこで,日常的に運動に関わる運動系クラブの代表生徒に,正しい応急手当の知識と技術を身につけさせたいということから,12月24日,25日の2回に分けて,「応急手当&普通救命講習」を実施し,合計62名の中学生・高校生が参加しました。
 2日間ともに,養護教諭から日常的に起こりやすいケガに対する「応急手当講習」と,江別市消防本部の方を講師に招いてAEDを使用する心肺蘇生法を中心とした「普通救命講習」を行いました。「普通救命講習」では,最初のうちは手順の書かれた紙を見ながら心肺蘇生法を行っている生徒たちも,練習を重ねるうちにスムーズに行えるようになり,特に保健の授業で習ったことがある高校生や,過去にこの講習を受けたことがある人の中には上手な生徒がたくさんいました。約3時間半という長時間の講習でしたが,参加した生徒達は最後まで真剣に取り組んでいました。終了後には,江別市消防本部の方から救命技能を有することを認定しますということで,「市民救護士講習修了証」が全員に手渡されました。

<生徒の感想>

・“胸骨圧迫”を覚えるだけでも,1人の命を救うことができるかもしれないことが分かった。目の前で倒れているのに何もできない…じゃなく,少しでもやってみることが大切だと言っていたので,今回,手を置く場所・リズム・強さなどがよくわかったし,何もやらない人にはならない。(中学女子)

・人の生命を救うのは,少しの気づきと少しの勇気だとこの講習で感じました。(中学女子)

・胸骨圧迫や人工呼吸,実際にAEDを使ってみて,思っていたよりも結構簡単だったので,誰か倒れていたり,具合悪そうな人がいたら,救急車が来るまではしっかり手当てができると思います。(中学男子)

・消防の方がおっしゃっていた通り,日本人の悪い所は“見て見ぬフリ”をする所だと思うので,少しでもそのような人が減るように,まずは自分から行動していきたいと思います。(高校女子)

・心肺蘇生の実技では授業のときよりも長くしっかりやることとなり,1回あたりたったの2分だけだったのに疲れを感じ,救命の大変さ,そして大切さを改めて実感しました。授業と講習を通して自信をつけることができました。(高校男子)

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