4月28日(火)，熊本地震で被災された方々のため，全国高等学校文化連盟による街頭募金が行われました。この活動に慶祥から32名の高校生が参加しました。
　「3.11（東日本大震災）の時は，私は小学生で何もできませんでしたので，今回，高校生として熊本地震の募金活動の話を聞いた時にはぜひ，役立ちたいと思いました。」「熊本は遠いので，何か手助けしたくても何をしていいのかわからなかった時にこの話を聞きました。すぐに参加申込をしました。」活動に参加した生徒たちの言葉です。
　「募金をしたことはあっても、活動するのは初めてでした。声を出すのが恥ずかしかったのですが，雨だったので思ったよりも人が通らず，頑張って大きな声を出しました。」「例えば，寒い中頑張っているからと全員の募金箱に入れてくれた方や，雨の中大変でしょうと声をかけてくださる方，熊本出身だという方や，募金箱を見つけてお母さんにお金をもらい小さな手でしっかり握り募金してくれた小さな子がいました。様々な人が，様々な気持ちで募金してくれるのがわかりました。」「募金をしてくださる方と，活動する私達の気持ちが通い，募金が成り立っているのが良くわかりました。」活動に参加した生徒は，それぞれの思いを語ってくれました。
　慶祥で常に問われる「誰のために学び，誰のために生きるのか」を実感した日となったようです。