9月17日(土)，本校中学校3年生を対象に，京都大学藤原先生をお招きして，「世界に通用する知性に出会おう~学問的探究心への誘い」を開催いたしました。

　中学3年生が，昨年京都研修の取材の中で出会ったのが、京都大学准教授であり，歴史学者の藤原辰史先生です。中学3年生との，素敵なご縁が今回の講演会開催につながりました。

話は，先生のご経験による「学問的楽しさ」=「学問的探究心への誘い」から始まり，「自由と平和のための京大有志の会」声明発表について，「食に関して」などにおよびました。

生徒達は，藤原先生の巧みな話術に引き込まれていました。最後の質疑応答では，食・憲法・文を書く人の姿勢・政治・沖縄など様々な質問を発し，藤原先生から「大学生レベルの質問」とお褒めの言葉をいただきました。

　生徒からは「歴史を知ることが，食物問題を知ることになる。社会の授業を受ける時の視点が，増えました。」「食物を大切に生きていきたいです。そのことが戦争をとめることにつながります。」などの感想がありました。先生の話を伺い、それぞれの学問的探究心が，磨かれたようです。

藤原先生，ありがとうございました。