中学1年生対象アイヌ文化講演会・中学3年生対象マオリ講演会を，平取町立二風谷アイヌ博物館の学芸員であり，アイヌ語講師の関根　健司先生をお迎えして行いました。
　中学1年生は，9月25日（日）より北海道研修に行っています。研修の中でアイヌ文化について，学ぶための事前学習です。慶祥の「異文化理解」の第一歩です。この後，中学2年生の京都研修で日本を知り，中学3年生の，ニュージーランド研修，高校2年生の課題解決型海外研修へとつながっていきます。
　アイヌとマオリの文化交流について知り，儀式についての意味と意義を知り，異文化理解を深めた中学3年生からは「ニュージーランドに行った時に出会うマオリ文化について，事前に知ることができて良かったです。マオリ語も覚えていきたいです。」「僕は“ホンギ”（鼻をこすり合わせてする挨拶）をしてみました。相手の体温が伝わり，ホッとする温かい気持ちになりました。」などという感想がありました。
　その後，中学3年生は，ニュージーランドの現地校生徒に，日本文化を体験してもらうための話し合いをしました。授業同様，アクティブラーニングを用いての話し合いでした。