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2016/10/12

高校女子テニス部 新人戦全道大会で団体戦準優勝!~全国選抜大会へ~

 10月5日(水)~8日(土),苫小牧市緑ヶ丘公園庭球場を会場として,第39回全国選抜高校テニス大会北海道地区大会(新人戦全道大会)が開催されました。
 8月下旬に行われた地区大会団体戦で初優勝し,無意識のうちにプレッシャーを背負って全道大会を迎えることになりました。個々の力はまだまだ未熟で,チャレンジャーとして戦い続けなければならないチームであることを合言葉に,本番に向けてこれまで以上の練習を積み重ねてきました。その結果,チーム力をさらに充実させて全道大会に臨むことができました。予想通りの接戦が続きましたが,そんな時こそ常にチームメイト同士の支えが存在していました。部長の岸(2D)を中心として団体登録メンバーの宮部(2B),片山依(2C),片山礼(1A),伊藤(1B),齊藤(1B),川越(1D),柴田(1D),田中(1H)とサポートメンバーの安孫子(1C),加藤(1C),綾部(1F),合計12名全員が力を結集させ,見事に団体戦準優勝を勝ち取ることができました。

 ベスト4に入った後は本当に接戦の連続でしたが,特筆すべきは高校に入学してからテニスを始めた第2ダブルスの伊藤・齊藤ペア,第3シングルスの宮部の大活躍です。彼女たちの技術,フィジカル,そしてメンタルの大成長がなければこの結果はあり得ません。さらには2年生の岸,片山依の粘り強さ,エース川越のリーダーシップと田中の闘志あふれるプレーも輝いていました。初めて全道大会という舞台に立った片山礼は本当に貴重な経験をしました。今後,どのように頑張ってくれるのか楽しみにしています。また,今回試合に出場できなかった柴田,安孫子,加藤,綾部は,それぞれの役割を把握してしっかりとチームを支えてくれました。彼女達なしに団体戦準優勝は語れません。そして,「来年は自分達が絶対に試合に出たい!」という頼もしい言葉も聞かれ,これから成長していく姿が楽しみです。
 個人戦では,ダブルスで出場した伊藤・宮部ペア,川越・田中ペアがともに強豪校のシード選手を破ってベスト8に入ることができました。これまでの練習の成果が見られた,大変価値のあるベスト8です。また,シングルスでは川越が出場し,ベスト16という結果となりました。

 なお,3月下旬には九州福岡市で第39回全国選抜高校テニス大会が行われますが,今回,団体戦準優勝となった立命館慶祥高校女子テニス部は,北海道からの推薦校となります。 2月上旬に全国高体連テニス部常任委員会・選考委員会より正式に出場校が発表されます。立命館慶祥高校創立以来,初の団体戦全国大会出場が決まる日を楽しみに待ちたいと思います。そして,選手それぞれが持ち帰ってきた課題を克服するために,しっかりとしたモチベーションを持って,これからの秋冬にさらに充実した練習をする覚悟が必要となります。
 今大会においても,連日選手たちへの応援のために大会会場まで足を運んでくださったご家族の方々やテニス部関係者,そして,日頃の部活動に協力,応援してくださっている方々に心より感謝申し上げます。引き続き立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。

 また,現在,立命館慶祥高校の受験を考えている中学生の皆さんについては,いつでも練習見学等を受け付けております。興味がある方は是非,本校テニス部顧問の齋藤までお気軽にお問い合わせください。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)