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2016/10/14

SGH タイ研修

 

 アジア学の多文化・多民族共生の学びをより深めるため,9月21日~26日にタイ・パヤオ県にて研修を行いました。

 タイ北部パヤオ県ドッカムタイ群にあるYMCA Phayao Centerが活動の主な場所です。人身売買問題に取り組むこのセンターの活動を知ることで,問題に取り組む姿勢や注意点などを学ぶことができます。また,昨年度は山岳民族の村でホームステイ体験をしましたが,今年度は違う視点を求め,平地の一般的なタイの農村にホームステイをしました。平地のタイ人がどのような暮らしをしているのか,自分たちと同年代の子どもたちはどのような進路を考えているのかを知るためです。

スケジュール
9/21
移動(新千歳→バンコク→チェンライ     →パヤオ)
9/22
センターでの活動:センターについての学習,子どもたちとの交流
9/23
センター近隣の高校での交流

農村でのホームステイ:ホストファミリーとの交流,ディスカッション

9/24
農村でのホームステイ:
ホストファミリーとの交流

センターでの活動:子どもたちとのディスカッション,交流

9/25
センターでの活動:
センタースタッフとの総括

移動(パヤオ→チェンライ→バンコク)

9/26
移動(バンコク→新千歳)

 4日間という短い活動時間でしたが,センターの活動の意義や農村の暮らしぶり,高校生の実情といった多くのことを学ぶことができました。また,自分たちの価値観・考え方はある一つの局面に過ぎないことも自覚でき,多文化共生にはより多くのperspectiveが必要であることを認識しました。この多様性はではどのように身につけていくのかを,帰国後の学習を通してより掘り下げていきたいと思います。