高校
国際教育
SGH
2016/11/01
SGH カナダ研修
国際社会講座での多文化・多民族共生の学びをより深めるため,10月19日~25日にカナダ・バンクーバーにて研修を行いました。
私たちが滞在したカナダ・バンクーバーは,British Colombia州最大の都市であり,カナダでも居住人口第3位の都市です。ですが,人口の約50%以上は第一言語を英語としない人々であり,街を歩いていても外見が異なる人をたくさん見ます。アジア人である私たちも違和感無く歩くことができる街であり,多文化・多民族主義を肌で感じることができます。
10/19
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移動(新千歳→成田→バンクーバー) First Nations(先住民)・多文化主義学習(1):Stanley Park散策,市内散策 |
10/20
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現地交流校での活動: バディ生徒と授業参加,日本語クラスでの発表・ディスカッション |
10/21
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First Nations・多文化主義学習(2): Museum of Anthropology(UBC)見学,UBC生徒へのインタビュー |
10/22
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First Nations・多文化主義学習(3):市内でのインタビュー,市内散策 |
10/23
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ホストファミリーとの休日 |
10/24
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移動(バンクーバー→成田→新札幌 10/25着) |
参加した生徒全員が,海外渡航経験があり,半数はホームステイ経験もありました。その結果ホストファミリーとたくさん話をすることができ,カナダの多文化共生について実際の意見を聞くことができました。なかでも私たち(日本人)から見ればカナダは多文化共生を実現している国として特殊に見えますが,現地に住む人にとってはそれ(多文化共生)は当たり前のことであり,ことさら特別だと思っていないことには生徒たちも衝撃を受けました。声高に多文化共生と叫ばなくても,自然体でそれを実現している状況はこれから多文化共生を考える生徒たちにとっては理想であり,それを日本で実現するには何をするべきなのかを考える上でのヒントにもなりました。