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中学

2019/06/10

中2 学年道徳 レジリエンス -困難を突破し新たな挑戦へ向かう生きる力-

中学2年道徳の今年のテーマは、「生き方を考える」です。これは、中学3年次に本校が実施する充実したキャリア学習に向けて、「働くこと」を考える前に「どう生きるか」を考えようという趣旨で設定されたものです。

中学2学年はこのテーマに沿って、4月には道徳の教科書を深める討論、5月には「生き方」に関する本を各自が1冊選び、読み込んで発表する学年内ビブリオバトルを行うなどしてきました。6月のテーマは、逆境を生き抜くレジリエンス(回復力)です。

 6月5日水曜日。今回のテーマのキックオフとして、新棟Co-tanを会場に前田健志先生(金沢大学講師・教育コンサルタントSECOND代表)と金井文宏先生(立命館大学稲盛経営哲学経営センター客員教授・都市計画コンサルタント)に特別授業をしていただきました。
 授業は一方的な講義形式ではなく、生徒が講師の先生方や仲間たちと、共に考え意見交換しながら、双方向型で進んでいきました。講師の先生方が準備してくださった事例をみんなで検討したり、自身の失敗体験と立ち直りの経験を仲間と共有したり。議論や発表が積極的に行われ、あっという間の100分間となりました。
 レジリエンスの授業は、この後に各HR単位で行われる3回のワークを経て、6月26日にまとめの授業がおこなわれます。まとめの授業では、金井文宏先生に加え、元灘中高の倉石寛先生を本校にお迎えします。
 中学2年生たちが、レジリエンスを自分たちの生き方にどう取り入れていくか。今から楽しみでなりません。