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2019/06/20

北海道大学高温超電導に関する研究を行っている小田研究室を訪問

6月15日(土)、本校の高校2年生理系生徒10名が、高温超電導に関する研究を行っている小田研究室を訪問しました。
 はじめに、小田教授から、超電導に関する講義を受けました。超電導とは物質を超低温まで冷やすと、突然、電気抵抗が消滅してしまう現象です。
 この不思議な現象が、いつ、誰によって発見され、その後の研究でどこまでわかってきたのかについて、わかりやすく解説していただきました。
 参加生徒は、講義と並行して、教室内に用意された、液体窒素(沸点=-196℃)を用いた酸素の液化実験や、銅酸化物高温超電導体(YBaCuO)が示すマイスナー効果や磁気ピン止め効果による磁気浮上のリニアモーターカーの実験を体験することが出来、それぞれ高温超電導現象に関して興味を持ったようです。
 講義の後、2名の大学院生のTAの方の先導で、小田研究室が普段から日常的に利用している研究設備や研究装置を案内・紹介していただき、最後に北大のアインシュタイン・ドーム(北大総合博物館=旧理学部の最上階にある吹き抜けのホール)を見て終了しました。