学校生活

高校

2018/03/26

弁論研究部 冬の活動報告

 いつも応援ありがとうございます。

 1月21日に札幌エルプラザにて行われました, 第32回 ”北方領土を考える”高校生弁論大会に高校2年岸本 万尋が出場し, 最優秀賞・外務大臣賞を受賞しました。「ともに拓き, 広げる輪」と題した弁論で, ビザなし交流の色丹島訪問の経験から, 若い世代がSNSなどネットワークを活用して日ごろから北方領土の住民とつながり, 「輪」を作り, その輪を国内・領土内でお互いに広げてゆくといった交流の形の実践と, 更なる拡大に向けての提言を行いました。
 大会の最優秀者・優秀者の2名には首相官邸表敬訪問の機会が与えられ, 3月19日に岸本さんは東京の外務省を訪問し, 中根一幸外務副大臣を表敬訪問してきたほか, 3月20日に首相官邸を訪問し, 安部晋三内閣総理大臣を表敬訪問・懇談する機会をいただきました。岸本さんは本校の学校目標である「世界に通用する18歳」というところから, 「世界に通用する人材になるために高校生から準備しておくべきこと」などを直接, 日本のリーダーたちに質問し, ヒントをいただくことができました。

 2月4日, ホテル札幌サンプラザにて開催された, 第22回青少年意見発表大会に高校1年小笠原悠人くんと國忠 拓巳くんが出場し, 両名ともに入賞・優良賞を受賞しました。
 小笠原くんは「考え方を考える」と題した弁論で,物事を多面的にみて判断すること, 相対的な「自分の考え方」の立ち位置を知ることの大切さを論じ, 國忠くんは「誰がための『きまり』か」と題した弁論で, 学校の様々なルールから世の中の「ルール」そのものと, それを守る意味を高校生の視点から考察し論じました。両弁士にとってはデビュー戦となった今大会。次年度の活躍も楽しみになりました。本校は, 過去19回連続出場のうち, 9年連続の上位入賞となりました。

 1年間の活動が終わりました。今年は部員数も増え, 日ごろから中・高合同の大人数で, 賑やかに活発に練習を行っています。明日の平和と日本の未来のため, 今後も研究・発信を続けてまいります。

 引き続き応援宜しくお願いいたします。