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2017/04/25

タイ(NSTDA)の中高生と合同科学授業

   4月21日の2時間目,慶祥のアッセンブリで中学2年SPクラス(2-5,2-6)61名が,タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)の科学選抜プログラムで来日した中高生と合同の科学授業を行いました。

   はじめに慶祥代表の2-6吉田慎之輔君が「こんにちは」をタイ語で呼びかけ,タイのみなさんも緊張が解けて和やかな雰囲気のなか,歓迎の挨拶を伝えました。タイ代表の女の子も日本語を交えた挨拶を返してくれて,友好ムードのなか授業が始まりました。

   授業は石川真尚先生の「ビー玉ころがしをつくろう」です。慶祥4~5人,タイ2~3人で,合計6~7人のグループを13組つくり,長時間転がり続ける「ビー玉ころがし」を製作する競技を行いました。

   材料は30枚の西洋紙だけ。道具はスティックのり,はさみ,カッターです。ビー玉が長時間転がるレール,そoれを支える構造物。イメージから簡単な設計図を描き,役割分担をして紙を工作して,最後に組み立てます。

   今回は正味40分の競技なので,遠慮しているヒマのないコミュニケーションが必要です。初めて出会い,グループを組んで5分もしないうちに,2つの国の生徒同士が一つの目標に向かって協力し合う姿がアセンブリホールにいっぱいになりました。 授業終了ぎりぎりまで製作にかかったため,最長時間を正確に測ることはできませんでした。しかし,ビー玉が最後まで転がりきるようにつくるだけでも大変です。5チームがそれを成し遂げました。 最後に集合写真を撮った後も,名残惜しくお互いにグループで組んだタイの生徒と記念写真を撮ったりしていました。