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2019/09/27

重点枠SSH 中国レポート2日目

北京はこの一週間、9月末には珍しい暑さが続き、ずっと晴天の下で研修が進みそうです。午前中は北京航空航天大学のキャンパスを散策し、その広大さに圧倒されつつ、中国文化の香りただよう歴史ある建物に目を奪われました。附属中等部である北航附中も含まれるこのキャンパスは、大学院の研究室のみの構成とのことで、海外からも多くの学生・研究員の人々が生活しています。(学部キャンパスは別な場所にあり、もっと広大の模様)

 北航附中の職員食堂をお借りしての昼食では、日本で味わうものとは少し違った中華料理を味わい、午後からは北航附中の生徒達と初対面です。今日は顔合わせと研究グループ作りですが、限られた時間の中、感激・興奮・困惑、色々と入り混じった空気の幕開けでした。初めて交流する学校同士、今までにやってことのないスタイルで共同事業を始めようとしている中、たくさんのコンフリクトも生まれます。練ってきた計画も現地でどんどん変わります。生徒達も先生達も、白熱議論を闘わせながら今後の方針を決めていきました。明日に向けて、研究テーマは定まり、ディスカッションは進むでしょうか!?

<生徒感想>

・今日はまず、大学内を初めて散策しました。そこで見たものは、太極拳に勤しむ人・珍しい鳥・歩道に設置されている遊具…。改めて異国の地に来たと痛感しましたが、地元の人とコミュニケーションをとることで、人間味を感じることも出来て良かったです。
 ただ、中国語にも慣れてきてしまい、言葉への好奇心が薄れてしまっているのが悲しいです。

・今プログラムの主となる中国人学生との研究も今日から始まりました。高い英語力、積極性に圧倒され、日本側ははじめ意見すら言えませんでした。少しずつ状況を整理する中で、徐々に発言できるようになり、話し合いを深めていくことが出来ました。その間混乱も多々ありましたが、相手の意見を尊重しつつ、自分の意見を主張できる姿勢をとれたと思います。
  明日の目標は、英語での会話を増やすこと、考えや感情をより表現して中国人との関係を深めることです!頑張ります。