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2017/05/08

高校女子テニス部 春季テニス大会で団体戦準優勝!

 4月29日(土),30日(日),5月3日(水),4日(木)にモエレ沼公園テニスコート,立命館慶祥高校テニスコートを会場として,平成29年度札幌支部高等学校春季テニス大会が開催されました。 立命館慶祥高校女子テニス部は,新たに4名の1年生を加えて16名で新年度をスタートしました。新1年生は田巻,浅輪のテニス経験者2名に山本,土肥の初心者2名。入部してくれた歓迎ムードの中,1年生4人はもう長いことチームの一員であったかのように先輩たちとも溶け込んでおり,良い雰囲気で今シーズン初の大会,春季テニス大会に臨むことができました。札幌支部では,今年度も多くの高校に数多くの優れたジュニア選手が加わり,混戦状態が予想されています。その中で,部長の岸を中心として片山依,日下,片山礼,齊藤,安孫子,加藤,綾部が団体戦レギュラーの川越,田巻,伊藤,宮部,田中をしっかりと支えるというチーム体制を確立し,春季大会団体戦では,立命館慶祥高校テニス部過去最高成績の準優勝を成し遂げることができました。特に新加入の1年生,田巻の活躍は目覚しく,何度もチームの勝利に貢献してくれました。 個人戦ダブルスでは,伊藤・宮部ペアが格上のシードペアを2度も破り,見事6位に食い込むという大健闘を見せてくれました。硬式テニス初心者ペアの懸命なプレーに対し,周りの観客から大きな声援が送られていたのが印象的でした。長い冬の間にまじめに練習に取り組んできたこの2人の成長は大きいものでした。また,川越・田巻ペアも伊藤・宮部ペアと同様,格上の選手達を次々と破り,春季大会個人戦ダブルスでは立命館慶祥として初めての決勝に駒を進めることができました。決勝戦は一進一退の攻防が続き,スコアは6-6のタイブレークとなり,最終的には6-7で惜しくも敗れ,準優勝となりました。初優勝は逃したものの,川越・田巻ペアは本当に素晴らしいテニスを見せてくれたと思います。今後の2人の活躍が楽しみです。 個人戦シングルスでは,宮部が2回戦までは勝ちきることができましたが,3回戦でシード選手との対戦となり,粘りは見せたものの残念ながら敗退しました。川越は,非常に内容の良い試合展開で強豪のシード選手を破り,ベスト8入りを果たすことができました。ベスト4決めで同校対決となってしまい,敗れはしたものの順位決定戦で格上選手を破るなどして見事6位に入りました。3月下旬に行った九州,関西遠征での強豪校との多くの練習試合を経て,たくましくなったのではないかと感じられます。また,1年生の田巻は力強いテニスを続け,見事ベスト8に入りました。その後,同校対決を制してベスト4入りし,準決勝では第1シードの選手と対戦しました。息を呑むような接戦でしたが,タイブレークの末に6-7で惜しくも敗れました。しかし,その後も気持ちを持続させ,順位決定戦ではしっかりと勝利し,個人戦シングルスで3位という好成績を収めてくれました。いかなる試合でも必死に戦っている姿には,感動させられました。高校テニスはまだスタートしたばかり。これからさらに成長していってくれると信じています。 いよいよ3年生にとって最後の大会,高体連地区大会までは残りわずかな期間しかありません。慶祥テニス部らしく部員全員が気持ちを1つにして,悔いのない本番を迎えられるように十分な準備をしたいと思います。 今大会においても,選手たちの応援のために遠方より大会会場まで足を運んでくださった家族の方々やテニス部関係者,そして,日頃の部活動に協力,応援してくださっている方々に心より感謝申し上げます。引き続き立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)