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2017/06/19

高校女子テニス部 高体連全道大会で団体戦3位入賞!

  地区大会の団体戦で優勝はしたものの,実力の拮抗した学校が大変多く,今まで通りの挑戦者として臨んだ大会でした。結果として,立命館慶祥高校女子テニス部は4年連続での全道大会団体戦3位入賞を果たすことができました。残念ながらインターハイへのチケットを手にすることはできませんでしたが,選手たちは本当に自分たちの力を出し切り,頑張ってくれたと思います。

  2年3ヶ月の間,雨にも風にも負けず,粘り強く部活動を継続し,大きく成長してきた3年生の岸,宮部,片山依,日下にとっての高体連大会は終わりを告げました。最も遅くに入部をしましたが,そのやさしい性格が評価され部長となった岸,これまでの団体戦で,常にその不屈の精神力で勝利に貢献してくれた宮部,初心者での入部でしたが,けがも克服しながら力をつけ,最後は全国選抜の舞台に立つことができた片山依,そして1年間の海外語学留学をも乗り越えて部活動を継続し,慶祥テニス部を心から愛し続けてくれた日下。チームに大きな足跡を残してくれた4人に対し,顧問も感謝をしています。

  団体戦ではシングルスが田巻,川越,ダブルスが伊藤・宮部ペアで臨み,ベスト4まで進出。準決勝では札幌の強豪校と戦うことになりました。結果は1-2で敗れましたが,選手達は持てる力を出し尽くしてくれました。相手校が本当に強かったと思います。この4年間,なかなか3位よりも上位に行けないのは悔しいことですが,逆に毎年,全道ベスト4に入っている選手たちをほめてやりたいとも思います。また「来年こそ!」を合言葉に前に進んでいきたいと思います。

  個人戦ダブルスでは,田巻・川越ペアがベスト8でした。準々決勝では4-1からの逆転負け。雨や雷による中断もあり,難しい試合運びを余儀なくされましたが,条件は相手と同じ。しっかりと敗戦を受け止め,課題克服に取り組みたいと思います。伊藤・宮部ペアはベスト16。最後は帯広のトップ選手に4-6の惜敗でした。宮部にとっては,これが高体連最後の勇姿となりました。伊藤は成長が著しく,今後の更なる活躍が楽しみです。

  個人戦シングルスでは,田巻,川越ともにベスト8で大会を終えました。田巻は準々決勝で前年度優勝選手と対戦し,粘りは見せてくれたものの残念ながら敗退。実力を伸ばしていた相手をリスペクトしたいと思います。川越は,団体戦優勝チーム,準優勝チームのエースに次々と勝利するという素晴らしい勝ち上がりを見せてくれましたが,準々決勝で旭川の強豪選手に7-9で惜しくも敗れました。2人ともインターハイ出場まであと一歩でしたが,幸いまだ来年があります。今回の経験を十分に生かして,次のステージに向かっていってほしいと願っています。

  今大会においても,連日応援のために遠く北見の会場まで足を運んでくださった家族の方々に深くお礼を申し上げます。また,日頃の部活動に協力,応援してくださっている全ての方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。

  また現在,立命館慶祥高校の受験を考えている中学生の皆さんについては,いつでも練習見学等を受け付けております。興味がある方は是非,本校テニス部顧問の齋藤までお気軽にお問い合わせください。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)