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2017/08/29

高1 小野澤遥人君がISSJサマースクールに参加、Mistletoe AWARDを受賞しました

高1 小野澤遥人君がISSJサマースクールに参加、Mistletoe AWARDを受賞しました

 7月30日(日)~8月9日(水)の11日間、高校1年の小野澤遥人君が「ISSJ(international school of science founding project)2017サマースクール」に参加しました。ISSJの2017サマースクールには、事前に100名超がエントリーし、Skypeによる長時間の面接などの厳しい選考を経て、日本人7名、外国人28名が参加しました。
 ISSJとは世界各国の学生が集まり、最先端の科学について、グローバルな視点から学ぶプロジェクトです。本サマースクールは、Oxford大学のコーディネーターを中心に、大学教授や最先端で研究を行う多くの科学者が講師陣を担当されました。講師の一方的な講義ではなく、仲間と議論し、自分の考えを持ち、意見をまとめていくプロセスを経て、最終的にはプレゼンテーションしてまとめを行うという内容でした。もちろん講義と議論はすべて英語で行われます。
 11日間、異なるバックグランドを持つ者同士が集団生活をすることでチームワークやリーダーシップの在り方、言葉や文化の違い、同世代ならではの問題意識、これからの社会の在り方について、徹底的に議論しました。
毎日午前2コマ、午後2コマの計4コマの授業が基本でした。加えて、夕食後にはナイトセッションが行われ、チームアップやゲスト講師による特別レクチャー、レクリエーション、プレゼンテーションの準備を行いました。
 小野澤君は、11日間で最もすばらしい活躍と進歩を見せた参加者に贈られるMistletoe AWARDを受賞しました。小野澤君は、サマースクールについて「ISSJの参加者はレベルが高く、理数的な探究心にあふれていました。その分野での最先端をいく最高の科学者のお話を、次々とたくさん聴くことができて、大きな財産になりました。35名の参加者は、国によらず全員が積極的に英語で議論し、アイデアを分かりやすく伝える『コミュニケーション能力』を備えていると実感しました。講師や仲間と徹底的に議論しながら、私たち自身が主体的に実験を行い、プレゼンテーションを通してアウトプットする学びの形式は本当に刺激的でした。」と興奮気味に話してくれました。
 慶祥では、SSH重点枠の取組の中で、外国の生徒とともに行う国際共同課題研究なども予定しています。小野澤君が、慶祥の先進的な取組に積極的に参加し、将来は日本の科学教育をリードする存在になることを期待しています。