9月27日(水)~30日(土)，SGHサハリン研修が行われました。SGHサハリン研修は，本校SGHプログラムのテーマ，「多文化共生」を学ぶ一環として，ロシア連邦共和国のサハリン州を訪問する海外研修プログラムです。昨年より始まった本研修では，今年も高校3年生立命コース「観光開発講座」受講の生徒5名が参加し，州都ユジノサハリンスク市内で訪問調査を行いました。
今年度の「観光開発講座」では「インバウンド観光の推進」を主なテーマとして学習を進めています。今回の研修旅行では，ロシアから，とりわけ極東地域からのロシア人観光客の日本への誘致と，それに呼応するロシアへ向けた日本人観光客増加をはかる方策を考察する為，現地の学校や旅行代理店，マスメディアなどに実際に取材してきました。また立命館学園がサハリン州教育省と協力協定を締結していることもふまえ，昨年に引き続きサハリン州政府を表敬訪問しました。州副代表をはじめ要職にある皆さんに暖かく迎えていただき，感謝すると共に身の引き締まる思いがしました。
　今回の訪問にあたり取材・訪問先との調整を進めてくださった，阿部さんはじめ北海道庁サハリン事務局の皆さん，学校訪問で迎えて下さった第1ギムナジアの先生方や生徒の皆さん，調査・取材に応じてくださった北海道銀行サハリン駐在所長達田さんや諸関係先の皆さん，そしてほぼ全旅程で通訳を務めて下さったリンマさん，本当にありがとうございました。