中学
2018/02/16
中3 平和学習 北海道大学 大沼進先生をお招きして
2月14日(水),中学3年生の平和学習第3回のゲストは,北海道大学大学院文学研究科の大沼進先生でした。
この日は,「廃棄物ゲームを用いたワークをつうじて対立と合意形成を学ぶ」をテーマに出前講座をしていただきました。本校ウェブサイトでも紹介してきましたが,中3生はこの日まで,核軍縮をめぐる動きについて学び,核保有や核廃絶について様々な主張が対立する国際情勢を見てきました。
そこで,今回の学習会は,「対立と合意形成をどうするか」という観点にしぼって大沼先生から学ばせていただくことで,核軍縮をめぐる問題の突破口をみつけるヒントが得られるのではないかというねらいをもって設定されました。
学習会の前半は,大沼先生の進行で,8人ずつ22グループにわかれて,産業廃棄物の処理にまつわるジレンマをトランプを使ったゲーム形式で学ぶ,廃棄物ゲームをおこないました。
その後,ゲームを振り返り,ゲームの中から見えてきた気づきや学びを共有した後,後半は大沼先生から社会的ジレンマや,合意形成に関するレクチャーをしていただきました。終盤では,大沼先生から,核軍縮や平和を考えることと,今回の学習会の学びを結びつけるヒントをいただき,学習会は無事に終了しました。
今回の学習会では,大学で学ぶ醍醐味を肌で感じるとともに,対立と合意形成について考えるうえで,多くのヒントをえることができました。講師を引き受けてくださった大沼先生,本当にありがとうございました。
文責:山口太一(学年主任)
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