学校生活

高校

SGH

2018/02/23

SGH アイヌ研修 第2弾

今年度のアイヌ研修第2弾として,北海道博物館で特別講義・見学を実施しました。今回は,次年度,立命館コースのIRクラスを選択した高校2年生15名が参加しました。
 北海道博物館学芸員の小川様からアイヌ文化の成り立ちの特別講義を受けた後,それぞれで館内の展示を見ながら,アイヌの文化・風習などを学習しました。また,特別展「カムイとアイヌのものがたり」が開かれており,アニメーションを通して,カムイ(アイヌ語で「神々」を意味する)の世界を知ることができました。

 

●生徒感想(抜粋)
「アイヌ文化は日本人として,ましてや北海道民として知っていなくてはいけないことだと感じている。中学のNZ研修や今年の海外研修(ボツワナコース)で,伝統的な民族の意識が国として強い文化を見てきたので,日本が少しでもそれに近づけるように,自分から吸収して発信しようと思った。」
「教科書では“旧土人保護法”や“コシャマインの戦い”などアイヌについて色々あったことは知っていたが,文面通り受け取るだけで,その裏に何があったのかは知らなかった。博物館の展示からはアイヌの人々の思いや感情が伝わってきた。もちろん悲しいことなどの負の側面もあったが,興味深い文化や考え方があって,もっと勉強をしたいと思った。」