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2018/05/28

高校囲碁・将棋部 全道大会女子団体戦優勝! 全国大会出場決定!

 5月24日(木)~25日(金)、第54回全道高等学校将棋選手権大会が音更町にある笹井ホテルで開催され、女子団体戦で優勝し全国大会出場権を獲得しました。

  本校からは男子団体戦、女子団体戦、男子個人戦に3名ずつ、女子個人戦に2名の計11名が出場しました。結果は、2年生の工藤真結さん、原いこいさん、松田夏実さんで臨んだ女子団体戦で優勝し、大会連覇を達成するとともに、女子団体戦での全国大会出場を決めました。

  大会初日、参加した部員全員で円陣を組み、それぞれの健闘を誓って大会に臨みました。開会式では、昨年女子団体戦優勝校である本校と男子団体戦優勝校の帯広柏葉高等学校の代表が優勝杯返還を行いました。その後大会が始まりましたが、最初にクライマックスを迎えたのは女子団体戦でした。静内高等学校との決勝戦です。本校の団体戦メンバーは、昨年のこの種目の優勝メンバーであり、なおかつ先月実施された石狩支部春季大会で3位まで独占した生徒たちでしたので、自信を持っていました。しかし、その一方で全国大会への出場権がかかった対局でもありましたので、少し緊張して対局に臨んでいました。結果は3人とも終始有利な展開で対局が進み、結局3-0で勝利を飾り優勝しました。まだ3人とも2年生ですので、来年は3連覇に挑戦してほしいです。そのあとは中座真七段との指導対局に臨み、全国大会へ向けて指導して頂きました。

  男子団体戦は、昨年の準優勝メンバー2名に、昨年中学校の将棋団体戦において、全道大会で3位となったメンバー1名を加え、初優勝を目指して臨みました。他校の力が増してきているので例年よりは苦戦することが予想されました。2年連続準優勝を飾っていることもあり、各校にマークされながらも3勝1敗で予選を6位で通過。上位8校による決勝トーナメントに進みました。1回戦は札幌西高等学校戦。予選では1-2で唯一の敗北を喫しておりました。今年の札幌西の団体戦メンバーは先月実施された石狩支部春季大会での個人戦で上位3位までを独占したメンバーでしたので、かなりの苦戦を覚悟していました。3人とも懸命に戦い大熱戦となりましたが、0-3で敗れ第5位となりました。北海道で第5位というのは大変立派な成績ですが、終了後悔しい表情だったのが印象的でした。団体戦メンバーの3人中2人はまだ来年がありますので、今度こそ優勝を飾ってほしいと思います。

  男子個人戦には、2年生の3名で臨みましたが、第17位が最高でした。3人中2人はこの大会への出場が初めてでしたが、いい勝負を繰り返していましたので、今後に期待したいです。
女子個人戦には、1年生の2名で臨みました。第6位が最高でしたが、2人とも懸命に対局に臨んでいました。本格的に始めたばかりですので、今後に期待したいです。

  8月9日(木)から始まる全国大会への出場を決めた女子団体戦の3名にとって、大会までに残された期間はわずかですが、少しでも良い結果を残せるようにさらに精進を重ねてまいります。

  これからも応援、宜しくお願いいたします。

日本将棋連盟北海道支部連合会のHPにも掲載されております。