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2018/05/28

高校女子テニス部 高体連地区大会で全道大会出場権獲得!

入部以来、ほとんど部員が欠けることもなく真面目に部活動に取り組んできた3年生たちにとって、高校生活最後の高体連地区大会。レギュラー以外のメンバーも含めて、悔いのない最後の大会にしようと熱い思いを持って本番を迎えました。
団体戦は今大会でも苦しい勝負が続きましたが、レギュラーメンバーの田巻、川越、鈴木、浅輪、伊藤の5名を、副部長の齊藤とマネージャー登録の田中が中心となってがっちりとサポートし、決してあきらめることなく最後まで戦い抜き、出場41校中3位入賞となり全道大会出場権を手にすることができました。チームに勢いをつける浅輪・伊藤のダブルス、エース田巻の頼りになる活躍、部長川越のチームを背負った粘りのプレーがかみ合って、団体戦の結果を出すことができました。特に今大会では、新1年生の鈴木が準決勝以降の重要な試合で大きく貢献し、チームを勝利へと導いてくれました。彼女の今後の活躍に、さらに期待がかかります。初めての高体連地区大会を目の当たりにした他の新入部員たちも大きな影響を受けたようで、テニスへのモチベーションをさらに増し、将来を見据えて輝いていました。
個人戦では、ダブルス出場85ペア中、田巻・伊藤ペアが3位、川越・浅輪ペアが6位に入り、ともに全道大会への出場を決めました。どちらのペアも強豪選手を破って勝ち上がり、好成績を収めました。個人戦シングルスは、出場選手133名。田巻は多くの試合を一つ一つ勝ち上がり準決勝へ。残念ながら決勝進出は逃すものの、順位決定戦で激闘の末に勝利し、3位入賞を果たすことができました。川越はベスト16に入り、全道大会へ駒を進めることができました。伊藤は1回戦で素晴らしいプレーを連発して勝ち上がりましたが、2回戦で第1シードの選手とあたり、健闘するものの敗戦となりました。
レギュラー以外の選手達は毎試合、大声で応援し、チームに貢献していただけではなく、朝早くに会場入りしてチームの戦う環境作りに貢献したり、会場周辺の清掃活動を行い、空き時間には学習道具を開いて勉強するなど、早朝から日没までの過酷な4日間をしっかりと充実させていました。
高体連全道大会は6月12日(火)~15日(金)に、今回と同じ札幌市平岸庭球場で行われます。周りの人たちへの感謝、テニスができる環境への感謝を忘れずに、そして、常に挑戦者であるということを胸に刻んで、伸び伸びと高体連全道大会に臨みたいと思います。
今大会においても、連日選手たちへの応援のために大会会場まで足を運んでくださった選手のご家族の方々やテニス部関係者の方々に深くお礼を申し上げます。また、日頃の部活動に協力、応援してくださっている方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)