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2018/06/18

高校女子テニス部 高体連全道大会で初の団体戦準優勝!

これまで地道に努力を積み重ね、チームを正しい方向に引っ張ってきてくれた3年生の8人にとっては最後の夏。レベルが高く、実力の拮抗した学校が多い中、チーム力を出し尽くして上位を目指そうと、準備にも気合を入れて臨んだ大会でした。結果として、団体戦では立命館慶祥高校女子テニス部初の高体連全道大会準優勝を成し遂げることができましたが、あと一歩でインターハイへの切符を手にすることができませんでした。しかしながら、選手たちは全員、力を出し切ってくれたので悔いはありません。
人望厚く、いつも自分よりチームのことを優先に考えてくれた部長の川越、誠実で、頼れる存在としてチームを支えてきてくれた副部長の齊藤、怪我に悩まされながらも決してあきらめずに最後まで戦い抜いた田中、テニス初心者ながら部活の中で必死に努力し、勝てるプレーヤーとなった加藤、テニスを通して内面を大きく成長させることに成功した安孫子、他の部員たちに強く信頼され、いつもチームを勝利に導いてくれた片山、自分との戦いを乗り越えて、全国の舞台を経験することができた綾部、文武両道を見事に貫いて立派に、そして濃厚な高校生活を送ることができた伊藤。8人にとっての高体連大会は終わりを告げました。顧問からも彼女たちに対して、心から敬意を表したいと思います。
今大会の団体戦は全て、シングルスが田巻、川越、ダブルスが鈴木・伊藤ペアで臨み、ベスト4まで進出。準決勝では札幌の強豪校と戦うことになりました。接戦の末2-1で勝利し、インターハイ予選初めての決勝進出。決勝でも選手達は持てる力を出し尽くしてくれましたが、残念ながら敗れて準優勝となりました。選手たちを、そしてサポートした他のメンバー全員をほめてやりたいと思います。
 個人戦ダブルスでは、田巻・伊藤ペアがベスト4に進出してインターハイまであと1勝となりましたが、最後は優勝したペアに破れ、3位入賞という結果でした。川越・浅輪ペアも大健闘し、全道ベスト8まで勝ち上がりました。
個人戦シングルスでは、田巻、川越ともにベスト16で大会を終えました。川越は3回戦で優勝選手と対戦し、粘りは見せてくれたものの、残念ながらの敗退となりました。現在持っている力を十分に出し切った結果ですから、最後の勇姿に拍手を送りたいと思います。田巻は、最後の砦として上位進出を目指して登場しましたが、チームの期待を一気に背負った戦いの中で、いつものようなフットワークが見られず、3回戦での敗退となりました。常にエースとして活躍し続けてきた過程で、積み重なってきた重圧も大変大きかったのではないでしょうか。本当によく頑張ってくれたと思います。今回の経験を十分に生かし、来年の最後のチャンスに挑んでほしいと願っています。
今大会においても、選手たちへの応援のために、悪天候の日が多かったにもかかわらず、大会会場まで足を運んでくださった選手のご家族の方々やテニス部関係者の方々に深くお礼を申し上げます。また、日頃の部活動に協力、応援してくださっている全ての方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。
また現在、立命館慶祥高校の受験を考えている中学生の皆さんについては、いつでも練習見学等を受け付けております。興味がある方は是非、本校テニス部顧問の齋藤までお気軽にお問い合わせください。

(テニス部顧問 齋藤伸幸)