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2018/07/03

高校 体育祭を終えて

  今年度の体育祭への準備の始まりは,昨年度の後期に遡ります。昨年度後期体育委員会は,昨年度体育祭の反省を受けての競技ルールの磨き上げから始まりました。昨年度の体育祭は大成功で,この体育祭を超えていかなければならないというプレッシャーと責任感を全委員が持ちながら会議を重ね,少しずつ,慎重にルールを改善していきました。今年度の体育祭を昨年度の体育祭よりももっともっとパワーアップした体育祭にするため,そして参加した生徒全員が心躍る体育祭にするため,障害物リレーの備品を新調したり,新競技である玉入れを導入したり,外部業者から放送機材をレンタルしたりなど,生徒会と委員全員で日々試行錯誤してきました。

  今年の体育祭は雨天により1週間順延し,生徒たちのモチベーションが下がりはしないかという懸念がありましたが,いざ開催してみると多くの生徒が笑顔で楽しそうに各競技に参加している姿を見て,ほっとしました。当初のタイムテーブルとは1時間弱ずれた開催や突然の欠席があったにも関わらず,体育委員・クラス代表の人の臨機応変な対応により,なんとか全競技実施が実現しました。体育委員・クラス代表の生徒,生徒会,そして先生方には感謝しきれません。ありがとうございました。

  体育祭事後アンケートには「今までで1番の体育祭でした」という声が多くあり,改めて今年度の体育祭は大成功であったと確信することができました。体育祭の根本的な目的である「1,2,3年の縦のつながりを深める」ことや今年度体育祭テーマ「躍る大運動会」は達成できたと実感しています。
さて,今年度の体育祭は”大成功”であったことは間違いありません。しかし,”完璧”であったかどうかを考えると,そうではないと思います。余裕を持った準備ができていなかったことや,開催中なにをしていいかわからない委員の発生など,事前の準備で未然に防ぐことができた事例が多々あったことは認めざるをえない事実です。もちろん今年度変更して改善された事例も多くあるので,プラス面マイナス面どちらも皆さんのアンケートを元に私と生徒会で責任をもって来年度に引き継ぎます。今年度の反省を活かし来年度はさらにパワーアップした体育祭が開催されることを願い,応援しています。

  長くなりましたが,最後に改めて開催に携わってくださった先生方,体育委員・クラス代表の生徒,そして生徒会に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

高校3年 体育委員会前期体育委員長 大川 パブロ海