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2019/12/19

JENESYS2019タイ6日目

JENESYS2019タイ研修 レポート一覧

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6日目は午前中にアユタヤ見学、午後は孤児院の訪問というプログラムでした。
アユタヤはバンコクとチェンマイの間、タイ中部にある都市で、1351年から1767年にビルマ軍の攻撃で破壊されるまでの417年間、アユタヤ王朝の都としてタイの中心であり続けた都市です。


今回は、「ワット・ヤイ・チャイモンコン」「ワット・プラ・マハタート」「ワット・プラ・シーサンペット」の3つのお寺を見学しました。
仏教の国であるタイでは、お寺の仏様の石像の中には、お供えとして、沢山のお金や宝石が入れられていたそうです。私たちが見学したお寺には沢山の頭のない仏像がありました。


タイ同様仏教国であったことから、石像の頭を壊すことで、中のお金や宝石を奪うと同時に、国の力を示す象徴のようなものだったとのことです。


「ワット・プラ・マハタート」には、木で覆われた仏頭があります。これは、木に仏頭が“埋め込まれた”のではなく、壊されて地面に落ちていた仏頭のところに木の実を食べた鳥がフンをし、そこに木が育っていったとのことでした。今でもこの木は成長し続けており、仏頭の位置も次第に高くなっているようです。


タイには親を大切にする文化があり、見学したお寺の塔は父や兄の記念塔として建てたというものもありました。タイの人の国民性や文化を感じることができた見学となりました。

午後にはワットサケオ学校を訪問しました。
「ワット」には「お寺」という意味があります。ワットサケオ学校はお寺が運営する学校で、寮も併設されています。


3歳から18歳までの子どもたち約2,000人が通っています。
この学校に通ったり寮に住んでいる子どもは、自宅から学校に通うことができない少数民族の子どもたちや 身よりのない子ども、貧しい家庭の子どもたちです。 アクティビティの中で将来の夢を聞かれると、子どもたちは「お金もちになりたい」というものがとても多かったです。

将来の夢と聞かれたときに、「医者になりたい」「パイロットになりたい」という具体的な職業を答えると思っていた 日本人の生徒たちにとって、この答えはインパクトが大きかったようです。

交流した子どもたちは15~18歳でちょうど同年代の日本語を第二外国語として学んでいる子どもたちでした。 生徒たちがタイの子どもたちに日本語を教え、タイの子どもたちが日本の生徒たちにタイ語を教えてくれました。

お互いの文化や言語の違いを感じることができ、タイの文化や言語への関心が深まった一日でした。