学校生活

中学

2018/09/03

中1 北海道研修旅行 真心を尽くす3日間


夏休みがあけて間もない8月26日(日)~28日(火)。19期生190名が、2泊3日の日程で北海道研修を行いました。
この研修は、学校を飛び出し、北海道を舞台に様々なことを深く学ぶためのプログラムです。

 1日目は、ニセコ・蘭越地区を中心に、34家庭の農家・酪農家さんたちにお世話になってファームステイを行いました。バスでそれぞれの民泊先に到着すると、さっそく作業着に着替え、農作業や箱詰め作業、家畜の世話に取り掛かりました。民泊先では、普段食卓に並んでいるものが、どのように栽培されたり、加工されたりしているのかというようなことはもちろん、流通経路や北海道農業のこれからについても学ぶことができたようです。(野菜嫌いを克服できた生徒もいたそうです)

 2日目は、民泊先に感謝の気持ちを伝え、各家庭でお別れを済ませてから190名が再集合。倶知安町名物の豪雪うどんで昼食をすませた後は、尻別川でのラフティングプログラムに挑戦しました。
 今回のテーマは「チームワーク」です。このことを学ぶために、ラフティング中には、事前に課されたいくつかの課題に挑戦し、夜間ミーティングに向けて考える種を見つけていきます。ラフティング初挑戦の生徒もおおく、出発前は、緊張した表情も見られましたが、ひとたびボートを漕ぎ出すと、あちこちから歓声があがり笑顔でゴールしてくれました。
 ラフティングを終えると、夕食と入浴を済ませ夜間ミーティングです。ラフティングの経験をふまえて、男女それぞれ宿泊先でチームワークをテーマにグループ討議と発表を行いました。ミーティングの最後には、当初知らされていなかった、翌朝の起床後グループミッションがサプライズで発表されました。各部屋ごとに、夜間ミーティングの内容を、早速実践するための5つのチャレンジが発表されたわけです。

 3日目は、早朝、起床後グループミッションを行い、朝食をすませると、学年全体写真を撮影してからコース別研修に出発しました。今年は、ニセコ地区で3つ、洞爺地区で1つの研修プログラムが準備されており、その中から参加したいものを生徒がグループごとに選択することになっていました。
 Aコースは、片山ニセコ町長さんのお話にはじまり、環境モデル都市ニセコの取り組みを学びました。午前中は、2つの座学講義に加えて、雪を利用した貯蔵庫や地中熱ヒートポンプなど、町内の施設見学を行いました。午後は、ニセコ町議会の議場をお借りして、環境都市をテーマに現地で模擬議会を実施しました。
 Bコースは、2つの座学講義と3つの見学プログラムで構成された、地域振興・観光振興コースです。ニセコ町の温泉の魅力や、高橋牧場さんの6次産業化への取りくみ、2019年秋に開業予定のパークハイアットの建設計画について、現地を訪れ学ぶことができました。
 Cコースは、環境地図作成コースです。ニセコの市街地とヒラフ地区に分かれて、地元のガイドさんのご協力をいただきフォールドワークを行いました。バスの中からでは気がつかなかった町の魅力を発見し、それを地図にまとめてコンテストに応募するコースです。どんな地図が完成するかお楽しみに。
 Dコースは、洞爺地区です。昭和新山では、三松ダイヤグラムで有名な三松正夫さんの記念館で、昭和新山を引き継いだ三松三朗さんにお会いすることができました。また、三松さんの特別許可をいただいて三松家の私有地(通称:ブラタモリエリア)に入れていただき、普段近づくことができない場所で、昭和新山の学習を行いました。後半の有珠山エリアでは、事前学習でお世話になった北海道大学の渡辺悌二先生が、大学院生3名と一緒にガイドとして参加してくださいました。山の専門家である渡辺先生によるガイドのもと、地形のなりたちや防災についてハイレベルな学びを得ることができました。

 常任委員会が設定した、学年研修テーマ「尽(じん)」を胸に、3日間、北海道を舞台に学びつくした生徒たち。1人1人が成長を実感できるよう、学校に戻ってから、丁寧に事後学習をおこなっていこうと思います。19期生の旅はまだまだ続きます。