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2018/11/17

先住民エクスチェンジプログラムに慶祥高校3年の2名が北海道代表として参加

 先住民エクスチェンジプログラムとは、北海道同様に先住民族が住む国であるニュージーランドとフィンランドに次代を担う若者を派遣し、それぞれの国の文化・スポーツ経験を行いながら、民族共生の事例を学び理解を高めるとともに、北海道のアイヌ文化および「2020民族共生象徴空間」の情報を発信することを通じて、北海道へのインバウンド、アウトバウンド拡大への寄与、ひいては両国間の国際交流への礎となることを目的に実施されている北海道の事業です。 この度、そのミッションを達成するにあたり、SGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)に認定され、アイヌ語講座なども開講している立命館慶祥高等学校が選ばれ、高校3年の田中さや花さん・前田色葉さんが参加しました。夏の終わりから事前学習が始まり、この事業の意義と目的を理解して、11月12~19日の日程でニュージーランドに行ってきました。
 Onewheroというオークランドから1時間半南西にあり、今もマオリ文化が色濃く残る地域で、現地校での学習や地域コミュニティーでの学びを行いました。また、北海道に住むアイヌ民族の紹介と情報発信を目的としたプロモーションも、現地校とラグビーの試合会場にて実施しました。北海道からアイヌ民族音楽団が現地入りした際には、司会等を務め、本プログラム参加者として立派に現地活動を行いました。
 帰国後は、現地活動の報告会やSNS等を利用した情報発信などを行う活動が予定されています。

(吉田 恒)