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お知らせ

2018/12/10

2018 スタンフォード大学研修プログラム~4日目

2018年12月3日~8日

 今日が最終日のスタンフォード研修4日目。午前は今回で3回目となるティナ・シーリグ教授から学ぶ機会を設けて頂き、先生のオフィスを訪問しました。クリエイティビティについて彼女がどのような授業をしているか、また我々がどのように考えるべきかについてヒントを得られた、興味深いディスカッションでした。何人もの生徒が英語で積極的に質問する姿勢を見せていました。Never miss an opportunity to be fabulous.(自分が光輝く機会を失わないこと)という先生のモットーを聞いた生徒は感銘を受けていました。
 午後はサンフランシスコジャイアンツの植松泰良さんに訪問して頂き、メジャーリーグで職業を得るまでの歩みや、学生時代どのように進学・職業選択を行ってきたか植松さんの体験談を中心にお話を伺いました。その後、質疑応答では生徒が活発に発言をしていました。質疑応答は予定時間を超過して実施していただき、貴重な時間を頂きました。
 今回の研修で学んだことは何かを得るだけではなく、何が不足しているのかを知ることにつながった機会となれば幸いです。西野精治先生、ティナ・シーリグ教授、植松泰良氏に共通するのは並外れた情熱を自分の専門性に注いでいるということです。また、スタンフォード大学の学生にここで学ぶ目的を質問した際、「世界を変えるため」「学生・教授の多様性があること」を何人もの学生が語っていました。学生たちはとても大きなビジョンを持ち、それを具現化するために自分の変化を楽しんでいるように見えました。これで研修は終了しますが、「情熱を持つ」「新しいことを広く学ぶ」「恐怖を持たず挑戦する」・・・こうしたキーワードを生徒たちが実践する始まりになることを参加した生徒たちへ期待します。この研修実施に向けて様々な形で協力して頂いた多くの方々にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

(文責:中川善之)

●ティナシーリグ教授とのディスカッション
 「今回、ティナシーリング先生とディスカッションをするという機会に恵まれました。質問をいくつかすることができ、とても貴重な経験になりました。最後の方で、ティナ先生に「もし失敗することへの恐れが全く無いとすると、何をするか?」ときかれました。僕はすぐには答えが出ず、自分が将来本当にやりたい事は何か、という事を見直す良いキッカケになったと感じました。」(清水君)

●サンフランシスコジャイアンツ植松泰良さんのレクチャー&質疑応答
 「植松さんの講義では海外で働くことや英語力、そして夢を諦めずに叶える方法についてお話しにとても感銘を受けました。とくに、「夢を追う時に何か迷ったことはありましたか。」という質問に「迷ったことはありません。」と答えていことが印象に残っています。進路選択など将来のことについて考えなければいけない今だからこそ、植松さんのお話を聞くことができて本当に良かったです。」(角島さん)