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2020/08/21

高1清水綾乃さん他2名「高文連石狩支部文芸コンクール」優良賞、文芸誌『慶』とともに全道大会出場決定!

高文連石狩支部文芸コンクールの審査結果が発表され、本校の3名4作品と文芸誌『慶』が入賞、第18回全道高等学校文芸コンクールへの出場が決定しました。

北海道高等学校文化連盟「第16回石狩支部文芸コンクール」

【小説部門】
優良賞  清水綾乃(1年)
【評論・随筆部門】優良賞  金石紗朋(1年)
優良賞  三浦真桜(1年)
【詩部門】
優良賞  清水綾乃(1年)
【文芸部誌部門】推薦  立命館慶祥中学校・高等学校 『慶』第10号

本校に文芸部はありませんが、生徒の文芸創作活動の発表の場として2017年12月に文芸誌『慶』が創刊、今年5月に第10号が発行されました。

編集長は小山杏樹さん(高1)が務め、中高生約20名が小説・随筆・詩・書評・漫画などをペンネームで発表しています。

札幌市民交流プラザで昨年開催された「アートボランティアウィーク」に出展、北海道内最大の文学イベント「文学フリマ札幌」にも出展するなど、学校内外で活発に活動しています。

今回入賞した清水さんと三浦さんは『慶』創刊号から執筆メンバーとして作品を発表してきました。

金石さんの入賞作品は国語の授業内課題として執筆したものです。

入賞を受けてそれぞれの生徒が喜びのコメントを発表しました。

清水綾乃さん「高文連という特別な舞台で賞をいただけて、また文芸作品に関して賞をいただくこと自体が初めてなので、すごくすごく嬉しいです。決して綺麗事なんかではなく、私が賞をいただけたのは自身の力だけではありません。特に文芸誌『慶』に作品を投稿することは、立命館慶祥中学に入学するまで自分の作品を誰にも見せることのなかった自分にとって、素晴らしい刺激になっています。執筆メンバーの中には全国レベルで賞を獲る人もいて、そんな人たちと名を連ねることがモチベーションとなっていますし、読者のみなさんからいただく感想のひとつひとつが励みになっています。いつもありがとうございます。これからも、自分のことばで自分の書きたいことを丁寧に伝えていけるよう、書き手として成長できるように、頑張りたいと思います。」

金石紗朋さん「今回、この賞を頂けて驚きとともにとても嬉しいです。里見先生から連絡をいただき、なにか悪いことしたかな? と思いましたが、いい知らせでよかったです。私は小学生の時から国語が苦手で今もそれは変わっていないです。本を読むのも得意ではないし、率先して読むほうでもないので、その苦手な国語で賞をもらえたことに驚き、そして疑問にすら感じています。長い文章を書くことも得意ではないですが、自分の小学5年から中学2年のことを書くと、自然に手が進んでいったので全然苦痛ではありませんでした。自分で言うのも気が引けるのですが、誰にでもある苦手教科も、真面目に本気で取り組むといい結果が生まれるという良い例になったのではないかと思っています。高校3年間でもう1回は随筆を書き、コンクールに応募したいと思います。そして、大学受験をはじめ将来にこの受賞と文章を書く過程を役立てていきたいと思います。」

三浦真桜さん「初めての受賞、とても嬉しいです。今までの活動が評価されたように思います。これからも精進してまいります。」

小山杏樹さん(文芸誌『慶』編集長)「この度、文芸誌『慶』が高文連石狩支部文芸コンクールで入賞し、全道高等学校文芸コンクールへの出場が決定するというありがたい評価をいただきました。もともとこの活動は二年半前に私と数名の有志で始めたものです。今回応募した第10号は私たちが中学校を卒業する記念として前々から計画し、過去最高のクオリティで作っていたものでした。新型コロナウイルスの影響により発行するのが遅れ、高校生になった5月に発行となりましたが過去最高にいい出来だったと思います。校内各所に置いてありますので、興味をお持ちの方は是非読んでいただければ幸いです。本当にありがとうございました。」


★文芸誌『慶』執筆メンバーのコンクール受賞歴(抜粋)★
・2017年度
第12回「ふるさとを詠う」短歌コンクール【審査員特別賞】竹山結『東京に千歳に函館ふるさとはいつでもそこにあるよ私も』
第13回日能研文学コンクール【佳作】寺田ふう『Butterfly Effect』
第19回創作童話・絵本・デジタル絵本コンテスト【児童健全育成推進財団賞】梶浦拓音『ネコミチとさくら色のきっぷ』
・2018年度
第56回有島青少年文芸賞【佳作】梶浦拓音『あさってのいろ』
第29回伊藤園お~いお茶新俳句大賞【佳作特別賞】寺田ふう『冬の日は寂しさ漂う水族館』
・2019年度
第57回有島青少年文芸賞【佳作】寺田ふう『再会』
・2020年度
第16回石狩支部文芸作品コンクール小説部門【優良賞】清水綾乃
第16回石狩支部文芸作品コンクール評論・随筆部門【優良賞】三浦真桜
第16回石狩支部文芸作品コンクール詩部門【優良賞】清水綾乃