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2020/09/18

高校女子テニス部 新人戦地区大会,団体戦5位で全道大会出場権獲得!



9月10日(木)~13日(日),19日(土)の日程で,手稲稲積公園,モエレ沼公園等を会場として,令和2年度札幌支部高等学校秋季テニス大会が開催されました。

新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて,春から夏にかけての大会は全て中止となり,高体連主催大会としては1年ぶりとなる大会の開催でした。今大会実施に向けて,多くの時間を費やして準備してくださった高体連札幌支部テニス専門部の方々に深く感謝申し上げます。

今年は高校最後のインターハイ予選が開催されず,これまで合同合宿等でともに歩んできた札幌西高校テニス部との涙の引退試合を最後に,チームを去った3年生。その田中,三浦,鈴木,小河の思いも乗せて臨んだ新人戦となりました。初心者の多い集団となった立命館慶祥高校女子テニス部ですが,何とか「団体戦で全道大会出場を!」を合言葉に,ウィルス感染防止の多くの制約の中,練習を地道に積み重ねてきた結果,札幌支部団体戦5位という好成績で全道大会の出場権を獲得することができました。まさに部員14名全員で勝ち取った全道大会出場権です。




今大会のレギュラーメンバーは黄木,菅野,土田,大畑,髙橋,野村,宮田,中村,梅田,菊地,有薗。さらにサポートメンバーとして金沢,藤井,山岸。円陣や掛け声が禁止されましたが,試合前には新部長の梅田を中心にそれぞれが目と目を合わせて一つになり,試合がスタート。2回戦から苦しい対戦となりました。しっかりとチームを作り上げてきた対戦相手にD(ダブルス)1の土田・野村ペアが健闘するも敗れました。しかし,S(シングルス)1の黄木,S2の菅野,S3の宮田が完勝,さらにはD2の中村・梅田ペアも堅実な試合運びで勝ち,4-1でベスト8に入ることができました。

準々決勝では,シード校を相手にD2の菅野が隙のない戦いを展開して見事勝利。D2の大畑・高橋も気迫のこもったプレーの連続で普段以上の力を発揮しタイブレークまでもつれましたが,最後は自力に勝る相手校に敗戦。結果的には1-4で敗戦となりました。順位決定戦に回って初戦。S1,S3は苦戦を強いられましたが,D1の土田・野村ペアが元気なプレーで圧勝し,チームに流れを作ってくれました。頼れるS2菅野とD2の中村・梅田ペアも完勝し,なんとか3-1で5・6位決定戦へ進むことができました。団体戦最後の試合は,S1黄木,D1土田・野村ペア,S2菅野,D2中村・梅田ペア,S3宮田が残る全ての力を出し切り,さらには他の部員たちの応援も一つとなって勝ち切り,堂々の5位で全道出場を決めることができました。言うまでもなく,金沢,藤井,山岸を中心とする控え部員たちはチームのために主審,副審,ボールパーソンとして活躍し,さらに彼女たちの応援は出場選手のプレーを支え,全道出場権獲得に大きく貢献してくれました。

個人戦シングルスでは,菅野が2人のシード選手を破る大活躍で,ベスト8に入り全道大会への出場権を獲得。黄木,菊地はそれぞれ3回戦,2回戦まで勝ち上がりましたが,残念ながら全道出場とはなりませんでした。個人戦ダブルスでは,黄木・菅野ペアが3回戦で,土田・野村ペアが2回戦で敗退し,全道出場を逃しました。

新人戦全道大会は,10月13日(火)~16日(金)に帯広市帯広の森テニスコートで行われます。チャレンジャーとしてさらに上を目指し,チーム全員で元気に思い切ったプレーで団体戦,個人戦にぶつかっていきたいと考えています。全道大会までの期間はさらに練習を積み重ね,悔いなく本番のコートに立つことができるよう、精一杯の努力を継続したいと思っています。 今大会においても,連日選手たちへのサポートのために,朝早くから大会会場まで足を運んでくださった選手のご家族の方々や,様々な形で応援し続けてくれた引退した多くの先輩達に深くお礼を申し上げます。また,日頃の部活動に協力,応援してくださっている全ての方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。