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2020/10/19

高校女子テニス部 新人戦全道大会で団体戦3位入賞!

10月13日(火)~16日(金),帯広市帯広の森テニスコートを会場として,第42回北海道高等学校秋季テニス大会(新人戦全道大会)が開催されました。

札幌地区大会団体戦5位で全道大会へ駒を進めた立命館慶祥高校女子テニス部。さらに上を目指そうとチーム14名が一つになって,課題の克服と戦略の徹底に全力を尽くして帯広の全道大会に挑みました。突出した実力の選手はいませんが,「全道大会の魔物」を味方につけて全道での目標を実現させようと,部長の梅田(2E)を中心として中村(2A),髙橋(2B),土田(2B),有薗(2C),大畑(2C),菊地(2G),黄木(2H),野村(2I),金沢(1C),菅野(1C),藤井(1C),宮田(1H),山岸(1H)が全員でひたすらチームのために貢献し,見事に団体戦全道3位という最高の目標を達成することができました。

緊張感漂う団体戦初戦。シングルスにチームの柱となっている菅野,黄木,そして1年生の宮田,ダブルスに土田・野村ペア,中村・梅田ペアを選出して戦いました。想像以上に選手たちは成長しており,しっかりと地に足をつけた隙のないプレーで,5-0勝利となりました。2回戦に大きな山場となる第4シード校との対戦,苦しい展開を予想していました。シングルスに菅野,黄木,野村,ダブルスに大畑・髙橋ペア,土田・宮田ペアとオーダーを組み替えて臨みました。強豪校を相手に,強いメンタリティと応援で勝負所を乗り越え,結果的には4-1で2回戦を突破することができました。準々決勝も同じオーダーで臨みました。相手は旭川の強豪校。粘り強いテニスで非常にやりにくい相手でしたが,ここでもまさに部員14人全員で戦うチーム力を発揮し,3-0で準決勝に進出しました。

準決勝では第1シードと対戦。胸を借りるつもりで思いっきりぶつかっていきました。黄木がシングルスで全道No1選手を相手に善戦,ダブルスの2ペアも接戦を演じましたが,最終的には0-3で敗戦となりました。順位決定戦では,札幌支部の強豪校を破って勝ち上がってきた函館の強豪校と対戦。我々も緊張感を持ってさらにギアを一段上げて試合に臨みました。帯広に入ってからさらに成長していた選手たちは,本当に素晴らしい試合を展開し,3-0で勝つことができました。最後に2・3位決定戦に臨みました。ジュニア選手をそろえる強豪校に対し,やはり2年生の黄木がシングルスで健闘して意地を見せてくれましたが,最終的には0-3で負け,女子団体戦全道3位が確定しました。

個人戦では,シングルスで菅野が登場し,北見の選手に勝って1回戦突破。2回戦では地区大会で2度対戦するも全て完敗した札幌支部の強豪選手。粘り強いプレーで成長を見せてくれましたが,残念ながら2-6で敗戦。しかし,全道ベスト16という立派な結果で終わることができました。

今大会の団体戦については,来年の3月下旬に九州福岡市で行われる第43回全国選抜高校テニス大会の北海道予選となっています。団体戦3位となった立命館慶祥高校女子テニス部は,北海道からの推薦校となります。選ばれる確率は少ないですが,1月下旬に開催される全国高体連テニス部常任委員会・選考委員会からの正式な出場校発表を楽しみに待ちたいと思います。同時に,これからの秋冬にさらに充実したトレーニングや練習を継続していこうと決意を新たにしています。

今大会は新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けたため,多くの困難を乗り越えての開催となりました。その準備に多くの犠牲を払ってくださった北海道高体連テニス専門部の方々や帯広地区当番校の関係者や生徒の方々に深く感謝申し上げます。 また,立命館慶祥高校テニス部の応援のためにメッセージを送ってくれた卒業生や保護者の方々に心よりお礼を申し上げます。さらには,日頃の部活動に協力,応援してくださっている全ての方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。