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お知らせ

2020/12/01

高校生ノーザンカンファレンス2020が開催されました。

本校SSH事業として11月7日、11月28日、11月29日、「高校生ノーザンカンファレンス2020」が開催されました。この企画は、全国の高校生がオンライン上で集まり、科学技術に関連する社会課題について、未来社会像の在り方を議論し提案する取組です。

 本企画初年度の本年のテーマは「30年後のエネルギー選択~北海道の挑戦~」で、人類が今後消費するエネルギーの需要と供給の在り方について議論します。

 テーマに北海道という地域性を含みながらも、北海道はもちろん、福島県、栃木県、東京都、京都府の計8校から合計38名が参加しました。遠く離れた地域の課題に考えを寄せる姿勢は、まさに将来のグルーバル人財に相応しいと考えます。

 11月7日は、エネルギー、気候変動、北海道に関する3名の専門家の先生からの情報提供を受け、11月28日29日は、生徒同士のグループ討議で、エネルギー供給、変換、消費の技術、温室効果ガス排出、吸収・回収技術などの様々な科学技術と、それらの開発、運用の方針を決める政策の現状と未来について、統合的に議論をしました。

 ビデオ会議システムで話し合いながら、模造紙と付箋の代わりにクラウドファイル共同作業システムを使い議論を進めました。慣れない作業であったため時間が必要ではありましたが、かなり深い議論できたグループも見受けられました。  第1次案、第2次案と議論を進め、12月12日に最終案を発表を行う予定です。