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2020/12/07

中3高島和奏さん&高1清水綾乃さん、「有島青少年文芸賞」佳作!

立命館慶祥中学高校国語科の課題として応募した有島青少年文芸賞で、高島和奏さんの小説『リビングルーム』と清水綾乃さんの小説『涙に色があったなら』がともに佳作を受賞しました。北海道新聞社主催の有島青少年文芸賞は、北海道と関係の深い作家・有島武郎の業績を讃え、道内の青少年の文学への関心と資質を高めることを目的に、1963年にスタートしました。毎年、数多くの中学生、高校生が応募し、過去の受賞者の中には作家として活躍している人もいます。本校としては3年連続での複数名受賞です。


第58回有島青少年文芸賞

【佳作】高島和奏『リビングルーム』
【佳作】清水綾乃『涙に色があったなら』


演劇部所属の清水さんは、学校内文芸誌『慶』創刊号から小説を発表、今年の高文連全道高等学校文芸研究大会作品コンクールで優良賞を受賞、2021年に青森県で開催される北海道・東北文芸大会への出場を決めています。先日は「高岡・山町ポエム大賞」で奨励賞を受賞するなど、今年は受賞ラッシュの一年でした。高島さんは一昨年の『Aster』、昨年の『粉飾』に続き、3年連続の受賞です。清水さんと高島さんが、喜びのコメントを発表しました。


高島和奏さん(中学3年生)
「今年も佳作を頂きました。嬉しい気持ちもありますが、佳作続きなので来年はもっと上の賞を目指します。今回は(というより毎回ですが)頭にある『こうしたい』という思いを実際に作品にするのが大変でした。本当に難しい。今考えているこのコメントも、書きたいことはたくさんあるのになかなか形になりません。経験が重要だと思うので、これからも小説含めたくさん執筆していきます。現在は立命祭で発表する演劇の脚本を書いています。小説との違いに戸惑うことも多々ありますが、同じ創作物として誠実に取り組みたいです。」


清水綾乃さん(高校1年生)
「二年前から受賞を目指していた、この有島青少年文芸賞で賞をいただけたことがすごく嬉しいです。今回応募した作品は、私にとっていろいろな挑戦が込められていて、自分の創作人生において貴重な受賞となりました。創ることのできる作品の幅を広げることは、小説を書くのが楽しい、とより思えることにつながるので、これからも頑張っていきたいと思います。」


★立命館慶祥生の有島青少年文芸賞受賞歴(学年は応募時)★

2014年度(第52回)【優秀賞】山形美月(中学3年)『幻』

2014年度(第52回)【佳作】京屋杏奈(中学3年)『快晴』

2015年度(第53回)【佳作】村上陽香(中学1年)『ゆびうさぎ』

2016年度(第54回)【優秀賞】村上陽香(中学2年)『金銀すなご』

2018年度(第56回)【佳作】梶浦拓音(中学2年)『あさってのいろ』

2018年度(第56回)【佳作】髙島和奏(中学1年)『Aster』

2019年度(第57回)【佳作】寺田ふう(中学3年)『再会』

2019年度(第57回)【佳作】髙島和奏(中学2年)『粉飾』

2020年度(第58回)【佳作】清水綾乃(高校1年)『涙に色があったなら』

2020年度(第58回)【佳作】高島和奏(中学3年)『リビングルーム』