学校生活

中学

2021/02/26

オンライン京都研修を実施しました

 本校の目指す「世界に通用する18歳」へと育てるため、中1では生まれ育った北海道を知るためにアイヌ文化や農業体験を行い、中2では日本を知るために歴史や文化の中心地でもあり、本校の大学本部のある京都へ行き、札幌では感じられない歴史の厚みを肌で感じます。中学最終学年では、日本を知った生徒たちは世界の人たちと関わりを持つため、海外研修へと飛び立ちます。中2学年では2月16日から立命館大学が所在する京都府や滋賀県への研修旅行を予定していました。しかし、コロナ禍の影響で生徒の安全を最優先し中止とする判断に至りました。

 しかし、コロナに負ける立命館慶祥ではありません。限られた状況の中で、少しでも京都を、そして、日本を感じるべく、研修旅行へと向かう予定だった2月16日から2日間を本校探究型学習専用棟Co-tanや各教室にて「オンライン京都研修」を実施しました。また、16日当日は石狩地方の広い範囲で暴風雪警報が発令されており、本来であれば臨時休校ですがデジタル化を推進した本校では即座に在宅学習へと切り替え、各ご家庭からオンライン会議システムZoomを通した本当のオンライン研修へと進化しました。

2月16日火曜日(在宅でのオンライン研修)

1講義目

総合的な学習の時間の中で行っていた課題研究論文の研究成果報告会を行いました。

2講義目

総合的な学習の時間の中で行っていた京都をまとめる新聞の発表会を行いました。

3講義目

北海道新聞社よりメディアの中での新聞の役割や紙面の構成について受講しました。

4講義目

16学部を擁する立命館大学の各学部の教授陣から本物のオンライン講義をいただきました。全4回で生徒たちが自ら興味のある学部を選び、Zoomを通して受講しました。

5講義目

立命館大学の学部オンライン講義(2回目)



2月17日水曜日(学校でのオンライン研修)

1講義目

立命館大学白河漢字研究センターより、漢字に関する研究を行った白川静の生涯や漢字の奥深さを京都よりオンラインで受講しました。

2講義目

立命館大学の学部オンライン講義(3回目)

3講義目

立命館大学の学部オンライン講義(4回目)

4講義目

立命館大学史資料センターより、「立命館の歴史」について立命館の創設時の日本の歴史的な状況や立命館に求められた使命、追求した理念に関するいわば「立命学」をオンラインで受講しました。

3月にも京都の歴史、景観に関するオンライン講義を実施予定です。コロナに負けない、学校教育を止めない立命館慶祥の挑戦はまだまだ続きます!