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2021/10/01

「忘れられない中国滞在エピソード」一等賞!

 本校生徒の林鈴果さんが、「第4回忘れられない中国滞在エピソード」(日本僑報社主催、駐日中国大使館・読売新聞社など後援)で一等賞を受賞しました。林さんには3万円相当の書籍が贈られ、受賞作品を1冊にまとめた受賞作品集が刊行される予定です。

 「忘れられない中国滞在エピソード」は、留学・駐在経験者、旅行者など、現在滞在している人も含めて、実際に中国に行ったことのある全ての日本人を対象にしたコンクールです。日中国交正常化49周年の9月29日に第4回の受賞者が発表され、落語家の林家三平氏が特別賞を受賞しました。

 三重県出身の林さんは、両親の海外赴任に伴ってタイと中国に居住、深圳日本人学校中学部を卒業して昨年本校に入学しました。

林さんの喜びのコメントを紹介します。

林鈴果さん(高校2年生)
 「今回、このような賞をいただき大変光栄です。貴重な機会を設けてくださった、日本僑報社の皆様、ありがとうございました。そして、選んでくださった審査員の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。また、ご指導いただいた里見先生、ありがとうございました。

 私の海外経験を経て得たことをテーマに『我愛中国!』というタイトルで『忘れられない中国滞在エピソード』を書きました。タイトルには、住めば都、その国のことやそこに住む人々を国境を越えて好きになるという意味を込めました。これは、海外に限らず国内においても同じことだと思います。

 私は道外出身で、北海道に住むことになり道内の人々の温かさや文化について知ることもできました。今後北海道から別のところに移ることになったとしても抵抗感がないので、次はどんなところに住むことになるのかと楽しみでもあります。

 私は、中国に行く前は中国に対してあまり良いイメージを持っていませんでした。ですが、それは偏見があったからであり、やはり自分の目で見て確かめることが大事だと気付くことができました。情報にあふれた世の中で、メディアを鵜吞みにするのではなくその奥に隠れているかもしれない真実を見る目を養い、個人個人が“情報の目利き”ができるスキルを身に付けることが必要だと考えます。

 今後も、高校生のうちに経験できることにどんどん挑戦して、実りある高校生活を送っていきたいと思います。」


★「第4回忘れられない中国滞在エピソード」受賞者名簿★

http://duan.jp/cn/2021shou.htm