学校生活

2021/11/12

【4日目】

最終日となった4日目は,3つのコースに分かれてのクラス別研修と,北海道へと戻る日です。

①伏見稲荷大社・宇治平等院,②比叡山延暦寺・根本中堂,③大原三千院はそれぞれ,京都を代表する名勝地。社会科の教科書や図説でしか見たことのなかった「本物」を見る経験は,感染症の影響で長らく旅ができなかった生徒たちにとって,ひときわ感動するものだったようです。

新千歳空港まで迎えにきた家族と合流したあとも,コース別研修や大学で受けた講義の内容を熱く話していたと聞きました。それだけ,自分の目で見て肌で感じた「本物」との出会いから得られたものが強く残る研修となったのではないでしょうか。

研修の最終日は疲れもたまりがちですが,空港でもしっかりとした整列や点呼などをする姿が見られました。今回の研修を通じて,時間を守る,仲間たちと必要な声をかけあうなどの集団行動に必要な意識が身についていたのではないかと思います。

北海道に帰ってからは,研修の事後学習がスタートしました。

慶祥の行事は「事前学習」と「事後学習」がもっとも大事といっても過言ではありません。学んだものを,どう表現し,まわりの人に伝えるか。今年度は,コース別研修で取材した内容をまとめた壁新聞とパワーポイントを作成します。その内容も今後ホームページで紹介できればと思います。