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2021/11/19

【競技かるた部】国民文化祭ベスト16!「本間悠太の情熱を、澤村琉菜の笑顔を、忘れない。」

 第36回国民文化祭(紀の国わかやま文化祭2021)内のイベントとして11月6, 7日に和歌山県立体育館で開催された小倉百人一首競技かるた全国大会(都道府県対抗団体戦)に、本校競技かるた部の生徒2名が北海道代表として出場、本校卒業生が選手兼監督を務めました。

歴代の名人・クイーンも出場する、年に一度の大舞台です。


【北海道代表】

監督 木村航大(立命館慶祥高校出身)

副将 澤村琉菜(立命館慶祥高校2年生)

3将 本間悠太(立命館慶祥高校3年生)


6日に実施された予選リーグは4チーム総当たり戦。

1回戦は青森県と対戦し、澤村さんが青森県主将のA級選手を相手に運命戦までもつれ込む接戦を制して勝利、木村さんも勝利し、2勝1敗で勝利。

2回戦は地元和歌山県と対戦、澤村さんがまたもや相手チームの主将を相手に勝利、本間さんも4枚差の接戦を制して勝ち、3勝0敗で勝利。

3回戦は岐阜県の副将に木村さんが12枚差で勝利するなど、2勝1敗で勝利。

北海道代表は予選リーグを3戦全勝で突破、7日に実施された決勝トーナメント1回戦で鹿児島県と対戦しました。

木村さんが勝利したものの他の二人が敗れ、高校生・大学生・社会人混成チームの北海道代表はベスト16の成績で大会を去ることになりました。

小倉百人一首は、古来より日本人の暮らしに根付き、独自の文化と伝統を育んできました。競技かるたに取り組む選手一人ひとりが、日本文化の貴重な担い手です。これで部活引退となる生徒たちも、競技かるた部での活動を通じて培ったものを大切にして、生涯を通じて百人一首とかるたに親しみ、知的で豊かな人生を歩んでほしい。日本が誇る素晴らしい文化のバトンを次の世代へつないでいってほしいと願っています。そして私たちは…


本間悠太の情熱を、澤村琉菜の笑顔を、忘れない。


本間悠太(高校3年生)

「今回、和歌山県で開催された国民文化祭に出場し、北海道代表として全国ベスト16の成績を収めることができました。大学生や大人の方が出場していたり、和装での試合であったりいつも高校生として参加している全国大会とは全然違っていました。

様々な迷惑をお掛けしましたが、チームとして全国ベスト16に貢献できたこと、とても嬉しく思います。大会開催の難しい中で、開催してくださった和歌山県の方々、大会運営の方々本当にありがとうございました。」


澤村琉菜(高校2年生・部長)

「今大会は私が今まで出場した大会の中で最も規模の大きいものでとても貴重な経験になりました。これまで中学1年から立命館慶祥競技かるた部で練習に励んできて大事な大会で勝ちきれなかったり、後輩の指導で悩んだりとつらいことはたくさんありましたがかるたをやめようと思ったことは一度もありません。

それはやはり練習に付き合ってくれる後輩や同期、相談に乗ってくださる先輩方の存在、かるたを好きだと思う気持ちが大きかったからだと感じます。これまで、選手である私の最大の支えとなったものは自らの努力に対する自負です。自信は努力からという言葉があるように、どんなに厳しい試合でも自分の力を信じ、勝ちに貪欲にということは忘れませんでした。

もちろん、良い結果が出ず悔しい思いは何度も経験してきましたがその瞬間が訪れるたびに競技かるた選手としても、人としても大きく成長できたような気がします。これからは選手としてではなく部長として少しでも部員の助けになれればと思います。

全国のかるた部の中で強豪校と呼ばれる学校になるのはもちろんのこと、周りから応援されるような部活を皆で作っていきます。ぜひ慶祥かるた部の今後の成績にご期待ください。新入部員待ってます!」


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