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お知らせ

2022/05/27

弁論研究部 第76回全国高等学校弁論大会 大会結果

 いつも応援ありがとうございます。 

 5月3日(火), 愛知県名古屋市, 東海学園大講堂にて開催されました, 内閣総理大臣賞文部科学大臣賞椎尾弁匡記念杯第76回全国高等学校弁論大会に, 弁論研究部高校3年, 部長の村井優斗(むらい まさと)さんが出場しました。 

 厳しい原稿審査を通過し選抜された全国の16名の高校生が出場し, 村井さんは14番目の登壇。演題は「慈しみを超えた先へ」と題し, 新たな差別として昨今話題に上がっている「慈悲的差別」の解消について論じました。結果は惜しくも入賞ならず, 次点の6位・東海学園弁論部OB会奨励賞を受賞しました。 

村井さんは, 今年の夏に東京にて開催されます, 第46回全国高等学校総合文化祭弁論部門に北海道代表弁士として出場いたします。生徒会執行部でもあり, 多方面に活躍する村井さん。引き続き応援よろしくお願いいたします。 

 今年は高1が1名, 中学1年生で5名, 中学2年生で1名, 新たに部員が入り週に3日,賑やかに活動をしております。弁論研究部は「平和と民主主義」の教学理念を掲げる学園構成員の先頭に立ち, 爽やかに平和を語り, 明日の世界を想い, 発信を続けてまいります。今後とも弁論研究部の応援, どうぞ宜しくお願い申し上げます。 

(大会の概要) 

 1947年5月3日, 日本国憲法施行日に当時東海高校弁論部員であった海部俊樹元首相が第1回大会を開催した伝統ある全国大会です。海部元首相が首相に就任した時より, 内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞の両賞を冠した唯一の全国大会となり, 全国の高校生弁士の目標となっています。 

 東海高等学校は男子校で, 愛知県屈指の伝統進学校です。大会では東海中学校・高校の生徒が聴衆となり, 弁論中の質疑応答では毎年数多くの質問と鋭い指摘が出てきます。 

 審査基準には声量(10点), 態度(10点), 聴衆感(10点), 質問(20点)などの審査項目が論旨とは別に細かく設定されています。弁論中の内容に対する約10分間の質疑応答が評価され, この部分の得点によって審査結果が大きく左右されます。 

 本校はこの全国高等学校弁論大会に, 2000年の初回出場時より連続出場を果たしております。(第74回・75回大会はコロナ禍により中止)この大会における成績は, 優勝8回, 準優勝2回, 入賞8回となっております。