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2022/06/06

全道高等学校将棋選手権大会 女子団体戦優勝! 大会5連覇で全国大会出場権獲得!

 5月26日(木)~27日(金)、「札幌市生涯学習研修総合センターちえりあ」で第58回全道高等学校将棋選手権大会が開催されました。

 本校からは男子団体戦、女子団体戦、男子個人戦、女子個人戦に上限の3名ずつ計12名が出場しました。結果は、3年生の芳賀蒼さん、2年生の石原萌さん、1年生の水島莉理さんで臨んだ女子団体戦で優勝し、大会5連覇を達成しました。中止となった一昨年も含めれば6年間、優勝杯を死守し続けるとともに、女子団体戦での全国大会出場を決めました。また、いずれも3年生の鈴木佑君、堀田和暉君、秦一斗君で臨んだ男子団体戦で準優勝、2年生の髙橋夏漣さんが女子個人戦で第3位に入賞するなど、この大会では過去最高の成績を収めました。

 現在の社会情勢を反映し、昨年と同様に、大会会場への入場者が必要最小限に限定されるなど、重苦しい中での大会開催となりました。大会初日、最初にクライマックスを迎えたのは女子団体戦でした。札幌南高等学校との決勝戦です。本校の団体戦メンバーは、昨年のこの大会の経験者が1名しかいないこともあり、また全国大会への出場権がかかった対局でもありましたので、少し緊張していました。結果は3人とも終始有利な展開で対局を進めることができ、結局3-0で勝利を飾り優勝しました。優勝を続けているこの間、女子団体戦ではチームとしての勝利だけではなく、誰一人負けていない状況が継続していましたが、今年も全員が勝利を収めることができました。ただし、勝利は収めましたが、隙もありましたので、全国大会に向けてはその部分の修正は必要な状況です。そのあとは戸辺誠七段との指導対局に臨み、全国大会へ向けて指導して頂きました。

 その次に正念場を迎えたのは女子個人戦でした。髙橋夏漣さんが順調に勝ち上がり、3戦目まで全勝でした。第4戦で敗れはしたものの最終戦でも勝利を収め、ポイントの差で第3位に入賞しました。この大会の女子個人戦では本校初の入賞者となりました。

 男子団体戦は、予選を全勝で1位通過を果たし、決勝トーナメントでも3名全員が勝利を収めながら、勝ち上がっていきました。そして札幌西高等学校との決勝戦に臨みました。一進一退の攻防が続きましたが、惜しくも敗退となりました。全員が3年生でしたが、後輩たちに良い手本となる将棋を指していました。

 男子個人戦でも健闘しました。しかし、入賞まであと一歩という状況の生徒もいましたが、手が届きませんでした。

 8月3日(水)から始まる全国大会への出場を決めた女子団体戦の3名にとって、大会までに残された期間はわずかですが、少しでも良い結果を残せるようにさらに精進を重ねてまいります。

 これからも応援、宜しくお願いいたします。