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2022/11/01

「第33回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」団体応募賞

 中学国語科の冬休みの課題として取り組んだ「第33回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」で、立命館慶祥中学校が「団体応募賞」を受賞しました。
 積極的に応募した団体に贈られる団体応募賞は、応募数3,173校から100校選出され、本校は3年ぶりの受賞となります。また、194万6,459句の応募の中から、徳重達也さん(高校1年)が優秀賞、松沢実愛さん(高校1年)が特別佳作賞、谷悠央さん(中学2年)と渡邉ひかりさん(中学3年)が佳作を受賞しました。徳重さんは、なんと2020年にも佳作特別賞を受賞しており、2度目の快挙となります。皆さん、おめでとうございます!
 これまでの本校受賞歴と今回受賞された皆さんの気持ちを掲載しますので、ぜひご覧ください。


★立命館慶祥生の伊藤園お~いお茶新俳句大賞受賞歴(学年は応募時)★
2018年(第29回) 【佳作特別賞】冬の日は寂しさ漂う水族館(寺田ふう・中学1年)
2019年(第30回) 【佳作特別賞】風吹けば水面に一つ傷がつく(蓬田舜・中学3年)
2019年(第30回) 【佳作】思い込め突く手に決意除夜の鐘(佐藤佳織・中学2年)
2019年(第30回) 【佳作】桜咲くかかと立ちして撮る写真(手塚規人・中学3年)
2019年(第30回) 【団体応募賞】立命館慶祥中学校2020年(第31回)
2020年(第31回) 【佳作特別賞】気をつけてアイスバーンとおやじギャグ(徳重達也・中学1年)
2020年(第31回) 【佳作特別賞】作ったらそれで満足単語帳(田中理名・中学2年)
2020年(第31回) 【佳作特別賞】雪虫よ早くホントの雪になれ(田中聡月・中学3年)
2021年(第32回) 【佳作】祖母からの合格守り十個持ち(森本幸穂・中学2年)
2021年(第32回) 【佳作】痛そうなオリオンの肩父の肩(伊東凜・中学2年)
2021年(第32回) 【佳作】悴む手歩きたがらぬ犬連れて(野村有・中学3年)


2022年(第33回) 【優秀賞】一晩で鯨現る雪の山(徳重達也・中学3年)
「昼間からずっと雪が降り続いた冬休みのある日、記録的な大雪に見舞われました。真夜中に除雪車も出動できないくらいで、家の前にあった雪の山が一夜のうちにかなり大きくなっていました。外に出てみると、どの家の前にも巨大な雪の山が連なって、まるで鯨の群れのようでした。そんな風景を見ての一句です。」
2022年(第33回) 【佳作特別賞】湯煙や凍る前髪露天風呂(松沢実愛・中学3年)
「冬の北海道、露天風呂に入ったときに、お湯のあたたかさと気温の寒さで湯けむりが上ります。ふと垂れた前髪に目を向けると、濡れた前髪が凍っていました。寒い地域ならではの句を詠みました。」
2022年(第33回) 【佳作】冬の風岩にそだちし霜柱(谷悠央・中学1年)
「この俳句を作った日は、肌に突き刺すような冷たい風の吹く冬の始めの早朝で、すごく大きな霜柱がすごく印象的で、驚いたので俳句にしました。」
2022年(第33回) 【佳作】群青の千年変わらぬ星月夜(渡邉ひかり・中学2年)
「あのどこまでも黒く青い空に浮かぶ月のような彼らは、ずっとずっと昔から闇の中で自分なりの光を放ち続けていたのだろう。そして、いつか燃え尽きるまで世界を照らし続けていくのだろうと思いました。」
2022年(第33回) 【団体応募賞】立命館慶祥中学校