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お知らせ

2022/11/08

高校女子テニス部 新人戦全道大会 団体戦第3位!

10月11日(火)~14日(金),苫小牧市緑ヶ丘公園庭球場を会場として,第44回北海道高等学校秋季テニス大会(新人戦全道大会)が開催されました。

 大会期間中、遠方より多くの方々が会場に足を運んでいただき、気持ちのこもった応援をいただきました。いつもながら、選手たちを支えてくださっている皆様に感謝いたします。今大会は、個人戦がなく団体戦のみで行われました。選手たちは、団体戦全国大会出場という目標をしっかり見据え、最後まで諦めない慶祥女子テニス部らしい素晴らしい戦いを展開することができたと思います。

浅野(2C),佐藤(2D),妹尾(2I),中村(2A),藤田(2B), 西山(2D), 大畑(1A), 國分(1H), 三好(1G)の部員全員が団体登録メンバーです。支部大会終了後、さらに結束力を高め一人も欠けることなく、日々の練習に励みこの大会に臨みました。

大会初日は、公式練習と開会式等が行われ、2日目に1回戦が行われました。1回戦対戦校はオホーツク支部の第1代表校でした。緊張感漂う初戦、シングルスで出場した浅野、妹尾、大畑、ダブルスで出場した佐藤・中村ペア、藤田・西山ペアが、普段通りの力を出し、1試合のみ1ゲームを落とすだけの5-0の完勝でした。

 大会3日目、2回戦は札幌支部大会3回戦で対戦し、接戦の末3-2で勝利した相手が予想通り勝ち上がってきました。S1の浅野は力強いテニスで応戦しましたがエース対決に惜敗しました。浅野の頑張りを引き継ぎ、佐藤・中村ペアが隙のない試合で完勝、S2の妹尾も真骨頂の我慢のテニスで強敵に圧勝、藤田・西山ペアも勝利し、3-1でベスト8を勝ち取りました。3回戦は札幌支部の伝統のある強豪校が相手。S1浅野が6-0で快勝、D1佐藤・中村、D2藤田・西山が勝利し3-1でベスト4進出を決めました。

最終日、勝てば全国大会出場が決定する準決勝の相手は、札幌支部のシード校に勝利し勢いに乗る道南の強豪校です。S1浅野が惜敗、D1佐藤・中村、D2藤田・西山が勝利し、2-1とリード。全国大会出場へあと1勝となった頃、S2の妹尾が息をのむ死闘ともいえる大接戦を繰り広げていました。第4ゲームは、お互いに粘り合い、1ゲームだけで40分間ほど費やしました。しかし、このゲームを落とし、精魂尽きてしまい敗北しました。この長い試合は、すべてを出し切って戦った妹尾にも多くの観衆から大きな拍手が起きました。2-2となり、1年生S3大畑にすべてを託す展開になりましたが、力及ばず敗退、2-3で決勝進出を逃しました。

今回の全道大会は、来年3月に福岡市で実施予定の全国選抜大会の出場権をかけた大会です。45回の記念大会に重なり、北海道は例年より1校多い3校が選抜されます。そのため、さらに全国出大会場権をかけた試合に臨むことができました。しかし、実力に勝る相手に力尽き、結果0-3で敗戦し、全国大会出場権を逃しました。

慶祥女子テニス部は、ジュニア選手を複数擁する強豪校ではありません。選手たちは、今回の大会も先輩たちの築いてきた「チームで戦う慶祥女子テニス」を見事に実践してくれました。全国大会出場を逃した選手たちの目は、来年の選手権大会に向けて闘志を燃やしています。また、今大会で全国選抜大会の推薦校の1校になりました。1月29日の選考会で選出されたときは、北海道代表として戦うために、しっかり冬期練習に励んでいきます。 日頃の部活動に協力,応援してくださっている全ての方々に心より感謝申し上げます。今後とも立命館慶祥高校テニス部にご声援をいただければ幸いです。