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2023/01/10

国際部生徒と留学生が第45回記念サッポロインターナショナルナイトの司会を務めました

 札幌市内の国際交流団体が主催し、市内の大学生、高校生と留学生が交流する国際交流行事「サッポロインターナショナルナイト」の司会を、本校国際局 曽ヶ端 春南さん、竹中龍之介さん、留学生のルズギャル(Ruzgar Ozgonul)さん(トルコ出身)、フエン(Thu Huyen Tran)さん(ベトナム出身)が務めました。

 45回記念の本イベントは、彬子女王殿下をお迎えし「海外で日本を学ぶ」をテーマに基調講演をいただきました。本校留学生は、皇族の方に向けて使う丁寧な日本語で司会進行を行い、国際局生徒は、その内容を会場の留学生にわかるように英語を行う、というやりがいのあるものでした。このイベントの司会は歴代慶祥生が依頼されていることもあり、短い時間で練習を積んで本番に臨み、イベントはスムーズに進み成功裏に終わりました。

 第1部で彬子女王殿下のご講演の司会を務めた、曽ヶ端さんは、「たくさんの人の前で話すことが初めてだったので緊張しましたが、留学生に日本語を教えたり、英語を教えてもらったりする中で学ぶこともたくさんありました。当日は少しトラブルもありましたが、役割を全うすることができたと思います」と手ごたえを感じた様子。

 
第1部司会を務めた 留学生 ルズギャルくん(トルコ)の感想
 第45回記念サッポロ • インターナショナル • ナイトでは日本語での司会を務めることができ、とても嬉しいです。事務局の皆様や、指導くださった先生方は、私たちの司会を信頼してくれました。この司会のために、日本人の生徒と一緒に熱心に練習を頑張りました。また、日本・トルコ協会総裁、皇族の彬子女王殿下もいらっしゃいましたので、その日はトルコ人してもとても誇らしい時間になりました。

 第3部の報告とフィナーレを担当した竹中さんは「普段慣れてないことで全うできるか不安でしたが、最後まで問題なくこなせて1つ成長できた気がします」と自己の成長を感じたようです。

 
第3部司会を務めた 留学生 フエンさん(ベトナム)の感想
 初めて大きな行事で司会を担当しました。最初、自分には無理だと思いました。初めての体験でとても緊張しましたが、無事に終えることができ、自分の自信につながりました。先生方、パートナー、周りの人たちにも助けられ、限界を突破することができました。多くの人々が熱心に自分の仕事を一生懸命にやる姿を見て、自分もそのようになりたいと思いました。様々な国の人に出会い、世界の問題がまだたくさんあると感じ、自分の考え方も変わってきました。サッポロ・インターナショナルナイトで得た経験のおかげで、自分の将来に役に立つ多くのことを得ることができました。今回のインターナショナルナイトは私とってとても意味があります。出来ることならば来年も参加したいと思っています。本当にありがとうございました。

 
 司会の4人とも、外国語を学び、それを使いながら海外での経験を積んでいる生徒、という共通点もありますが、今回は留学生に丁寧な日本語を教え、ともに練習し、本番では息を合わせて司会をするという異文化間協働も実現できました。
 互いに教えあい、助け合う姿は、これからのグローバルな時代の協働を描いているようにも感じます。留学生も、本校生もその強みを生かし、学校と地域に貢献できる機会をこれからも模索してまいります。