お知らせ
2023/08/18
全国高等学校総合文化祭将棋部門・全国高等学校将棋選手権大会 女子団体戦準優勝・文化庁長官賞!

8月3日(木)・4日(金)に、羽生善治永世7冠誕生の地である鹿児島県指宿市で、第47回全国高等学校総合文化祭将棋部門・第59回全国高等学校将棋選手権大会が開催されました。
本校からは3年生の髙橋夏蓮さんと石原萌さん、2年生の水島莉理さんのチームで女子団体戦に出場しました。結果は、準優勝・文化庁長官賞と本校歴代最高の成績を残すことができました。
高校1年生から本格的に将棋を始めた生徒たちでしたが、めきめき力をつけてきていました。今年は2019年以来の入賞を目指して大会に臨みました。
初日は、指宿総合体育館を会場として大会が行われました。予選は4戦し、3勝以上で勝ち抜けとなります。初戦から持っている力を存分に発揮し、石川県代表の金沢大学附属高校、奈良県代表の天理高校、大分県代表の大分上野介高校、茨城県代表の水戸葵陵高校にそれぞれ3-0で勝利を収めました。各都道府県代表の41チーム中予選を1位で通過し、14チームが参加する決勝トーナメントに第1シードで臨むことになりました。
1回戦は第1シードのため不戦勝となり、ベスト8に進出しました。準々決勝は苦戦しましたが、埼玉県代表の強豪・春日部共栄高校に2-1で辛くも勝利を収め、ベスト4に残った段階で初日を終えました。
2日目は、まさに羽生永世7冠が誕生した会場でもある指宿白水館での対局でした。準決勝は、厳粛な雰囲気の中で行われ、静岡県代表の富士見高校相手に3-0で勝利し、決勝へ駒を進めることとなりました。決勝の相手は昨年度優勝校、大阪府代表の関西大倉高校。去年予選敗退を決定づけられた相手だけにリベンジを期して臨みましたが惜しくも敗退。準優勝に終わりました。北海道代表としては9年ぶりの準優勝でした。
高校3年生にとっては引退前最後の大舞台だったので、この大会にかける熱意と気迫がこちらにも伝わってくるような良い将棋を指せていたと思います。この気持ちを忘れずに受験も頑張ってほしいです。また高校1・2年生には、来年度は全国優勝の悲願を成し遂げてほしいです。
来年1月25日(木)から実施される新人大会で、また全国の舞台で戦うための予選が9月16日(土)に実施される石狩支部の大会から始まります。多くの生徒が全道大会、全国大会に出場できるように、部員一同さらに精進を重ねてまいります。
これからも応援、宜しくお願いいたします。