『素直に謙虚に爽やかに』
平和と民主主義。本学の教学理念であるこの言葉を幹に日々活動し、自身の足元北海道はもとより全国各地に赴き、自らの足を使い、取材・研究活動を行っています。 様々な角度から物事を視て、あらゆる言葉と表現を駆使し、現代世界・現代社会に対する自らの思いを語る、それが弁論です。
今年度(2017年度)は創部20周年の記念すべき年となります。伝統の重みを感じながら、部訓である「素直に 謙虚に 爽やかに」をモットーに、部員たちは明日の世界を、平和を想い、今日も行動するのです。
活動内容
私たちは現在、現在中高合わせて11名で日々活動を行っており、普段の活動では大会に向けた原稿作成、原稿指摘、表現練習、発声練習などを行っています。弁論とは、日常生活で思うこと、世界をこんなふうに変えたいなど、「心底から湧き出す思い」を聴衆の皆さんに届け、未来に向かって考えていただけるようなアイディアや提案を発表するものです。
昨年度の福沢諭吉記念全国高等学校弁論大会優秀賞は直近15年の中での最高の優秀賞・3位となり、他の全国大会でも様々な賞をいただきました。また北方領土返還運動、交流事業への参加など、新型コロナウイルスの影響により制限の範囲内の中ではありますが、各部員は自分の足で知見を広めています。
私は弁論研究部に入部して3年目となります。弁論を通じてひしひしと感じることは、「伝えることの難しさ」です。人に何かを伝えようとして言葉に真っ向から向き合うことの難しさを痛感するとともに、その大切さを日々学んでいます。弁論の輪を通じ得た学び、価値観、そして人との出会い。そのどれもがこの部活に入部したからこそのものです。
さて2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、私たちの日常は大きく変化し、勿論弁論研究部でも多くの大会が中止となり、悔しい思いをした部員も多くいました。しかし、こんな激動の時代を生きている私たちだからこそ、感じられること、学べる事がたくさんあるのだと思います。私たち弁論研究部が代々大切にしていることは「自分の足元から広がる弁論」。日常の足元から課題を見つけ、考えを深め、社会に発信する。そうした姿勢を一番大切に、今日までこの部活を紡いでいます。これからも慶祥弁論をより多くの人に届けられるように、身近な問題に対する関心を大切に、部員一同、日々の活動を直行に取り組んでゆきます。
これからも応援よろしくお願いいたします。
弁論研究部第23代部長 平野 日向
顧問
顧 問 : | 内山 閣人 |
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藤田 義信 | |
谷島 久雄 |