高等学校 教育プログラム

高等学校 立命館コースについて

世界に通用する18歳の育成こそ、立命館慶祥の使命。

立命館大学、立命館アジア太平洋大学への進学を前提としたコースです。立命館慶祥の生徒は全員が学内推薦資格を持っています。「学内推薦基準」を満たすと、両大学への進学が可能です。高3進学時、目指す進路に合わせて4つのコースから選択します。立命館特化4コースでは、高大連携や道内外の企業・団体等の協力を得た講座の開講など、高校の枠を超えた大学の学びや国際社会を見る目を養うための授業を積極的に展開します。専門的知識の習得に留まらず、コミュニケーション能力や問題解決力といった「人間力」アップまでを見込んだ、多様性を重んじる慶祥ならではのコースです。

めざす進路に応じた4コース

IRコース International Relations course

国際社会で活躍する力を養うため、多国間の問題や国際紛争など、世界で起こっている問題を学びます。また、TOEFL500点を目指すプログラムにおいては、世界で活躍するために必要な英語の力を鍛え上げます。

LAコース Liberal Arts course

現代社会の諸問題の探求に必要な教養を学びます。人文、観光、スポーツ科学など幅広い学問領域を網羅。観光開発講座や表現特講(演劇)など、企業・団体の協力を得て、多彩かつ横断的な学習が特徴のコースです。

JBコース Justice & Business course

起業家講座と司法講座が2大看板授業。会社を設立したり、「経営」を実践したり、弁護士を招いて法や正義について徹底的に議論するなど、「Learning byDoi ng」という実践体験を通して学びを深めるコースです。

SSコース Super Science course

科学実験、サイエンスイングリッシュなどSSHの科目を中心に、将来、国際的に活躍する理系科学者となる学びを行います。立命館大学の理系学部(薬学部・生命科学部・理工学部など)への進学を目指し、高大連携科目も充実したコースです。

「将来の夢」と「今の勉強」が直接つながる講座

より広く、より深く、社会を知るための「講座」による授業を行っています。 通常の9教科だけでは学べない幅広い知識を習得するこの授業は、立命館慶祥高校以外にありません。

自分の身体を知る スポーツと健康講座

効率の良い体の動かし方や身体能力の向上に関するメカニズムを研究します。得た知識を個々の専門種目に活かし発揮することを目標にしています。高校の一般授業では実施することのできない測定を行い、運動に関する様々な疑問を解決する能力を習得します。

司法のとびらを開く 司法講座

「法を学んで広がる可能性」を追求し、結論そのものよりも結論を導くプロセスの重要性を常に生徒たちと学びあっています。立命館大学法学部の教授や法教育に関わる弁護士との連携を深め、法曹界へ続く道を広げていきます。

観光ビジネスを学ぶ 観光開発講座

観光学の基礎を習得し、グローバルな視点から観光ビジネスの最前線を学びます。地域振興、国際理解、文化財・自然保護など、観光開発をとりまく様々なトピックについて、問題解決のための企画立案を行います。本講座はJTB北海道との連携講座です。

実際の会社経営を学ぶ 起業家講座

生徒が起業を通して、実社会で役立つ力を身につけます。「人を巻き込む力」「意思決定力」「失敗克服力」を育成。2018年度は企業や大学と連携し、江別の食の魅力を広める模擬株式会社を経営しました。

世界へ通用する18歳へ 第二外国語

中国語・フランス語・ドイツ語から選択し、大学で受講する語学を先取り。基礎レベルの会話力を身につけることをめざし、検定や暗唱大会に挑戦します。

グローバルな世界を探究する 国際社会

SGHの科目として、アイヌの研究から世界の少数民族問題にまで学びの世界を広げていきます。そして、グローバル社会に求められる知識を深め、発信することを目的とした講座を展開しています。

国際的に活躍する科学者を目指して Science English

広義の科学をテーマに、英語によるディベートやスキット、デモンストレーション・スピーチを実施。学習成果をまとめて発表する活動を通して、英語により意見交換に必要な知識・技術を習得します。

本校ならではの多様さ 科学実験

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)認定校である本校ならではの、物理・化学・生物・地学などの多様かつ先進的な科学実験を通して、生徒の科学的な広い視野を養います。

大学生VOICE

大学の授業を先取りした有意義な学びの数々。

中学生徒会メンバー

立命館大学 国際関係学部 1年

宮井 玲さん

立命館IRコース 海外研修:オランダ・ベルギー国際司法コース

ハーバード大学研修、KAKEHASHI Projectアジアユースリーダーズ

IRコースではレポートを作成したり論文の書き方を学ぶ授業があり、大学の授業を先取りした内容を学ぶことができます。日本語と英語でレポートを書く課題などは大変でしたが、国際関係学部で英語の授業を受けることが多いため、こういった学習スタイルに慣れることはとても意義のあるものだと思いました。