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立命館慶祥「新・海外研修プログラム」始動!

コラム

「新・海外研修プログラム」とは?

立命館慶祥の海外研修は、単なる観光旅行ではありません。「本物の学び」を価値あるものにするため、事前学習・事後学習を大切にしています。従来は、8コースから一つを選択し、高校2年生の秋に一斉に出発するスタイルで行ってきましたが、ベストなタイミングで出発する「Zone制」へ。さらに1回のみならず複数回参加可能です。

すばらしい施設で現地生徒と交流!慶祥卒業生の平島くんも参加!!

第1弾はカナダ・バンクーバーでの8日間の研修。バンクーバーを舞台に「共生社会のあるべき姿をデザインする」をテーマに、「DAY1 未来の共生社会」「DAY2 現代における共生社会の実現」「DAY3 先住民との共生」「DAY4 移民政策から見る民族共生」など、各地でフィールドワークと議論を重ねました。

9月26日(月)、約9時間のフライトを終え、生徒たちは無事にバンクーバーに到着。現地のガイドさんは日系カナダ人で日本語も話せましたが、今回の研修のチャレンジとして、基本は英語を使用。最初は戸惑う生徒もいましたが、ガイドさんの英語は聞き取りやすく、皆すぐに順応していました。

翌日は学校交流。ノースバンクーバーにある公立校で、現地の生徒たちと交流しました。建て替えたばかりの素晴らしい新校舎には様々な学生がおり、カナダの多民族性を感じることができました。バディとなってくれた生徒たちは、親しく話しかけてくれました。慶祥の生徒達もすぐに打ち解けた様子。もちろん英語でつまずく場面もあったようですが、「伝えたい」思いと「聞きたい」思いがそれぞれにあり、予想よりも多くの話ができたようです。また、慶祥卒業生で現在バンクーバーにいる平島くんも研修に参加してくれました。4・5歳しか違わない先輩が現地で活動をしている姿から、大いに刺激をもらったようです。

次の日はバンクーバーの市街地を巡り、green cityやecologyに関するバンクーバーの政策を学びました。実際に街を歩きながらレクチャーを受けることで、先進性を実感。夕方にはミーティングを開き、3日間の振り返りを行いました。

翌日はVancouverを離れ、北へ移動。ウィスラーにあるCultural Centerへ行き、この地域の先住民(Squamish NationとLilwat Nation)について学びました。英語でのレクチャーを受けましたが、リスニング力が上がったようで、生徒たちから質問も出ていました!

カナダ・バンクーバーを出発点!マレーシア、ベトナム研修も予定

 9月30日(金)研修最終日。日系カナダ人に関する学習がメインで、Japanese Community Volunteer AssociationやStevestonを訪問して日系カナダ人の歴史や今の生活の様子をうかがいました。太平洋を渡り、カナダへ移住をした日系1世やその後の2世・3世の話は、生徒たちにとって興味深いものだったようです。今回の研修の最終日に相応しい1日となりました。

今回のカナダ・バンクーバー研修を出発点に、12月にはマレーシア、ベトナムの出発も予定されています。今年度は、12月から3月まで250名を超える生徒が海外研修の参加を予定。海外研修旅行に強い立命館慶祥がいよいよ再始動です。

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