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札幌で中学受験するならどこ?目的別に紹介

入試関連

「ゆとり教育」により公立学校では学力の低下が懸念されること、中高一貫校は大学進学実績が魅力であることなどを理由に、中学受験をさせたいと考える家庭が札幌でも増えています。

「うちの子も中学受験をさせたほうが良いかも」とは思ってはいても、中学受験は本当にメリットがあるのか、札幌ではどんな学校が中学受験を行っているのか、実際のところよくわからないという保護者の方もいるのではないでしょうか。

この記事では札幌で中学受験をするメリットや、札幌で中学受験が必要な学校を国公立・私立問わず紹介しています。さらに近年札幌で志望者が増えている「立命館慶祥中学校」の進学状況や難易度といった特徴も解説しました。

札幌で中学受験を考えている、どの中学を受験させたら良いか悩んでいるという場合は参考にしてくださいね。

札幌で中学受験をするメリットとは?必要性も紹介

札幌では教育に力を入れる家庭が増え、中学受験の出願数が増えています。中高一貫校のメリットを考えると、中学受験をしておいたほうが良いと感じる保護者が多いようです。
中学受験にはどのようなメリットがあるのかを紹介します。

大学進学を有利にできる

中学受験を行う中高一貫校は高校受験がありません。公立学校では高校受験に向けた勉強を行いますが、中高一貫校は非常にレベルの高い授業を行っています。大学進学に向け6年間でシラバス・カリキュラムを組んでいます。
また大学附属の中高一貫校であれば、ストレートで大学に進学することも可能です。
実際に札幌の中高一貫校の大学進学率は高く、首都圏にある有名大学の合格者を輩出している実績もあります。大学進学を考えているのであれば、中学受験を考えても良いでしょう。

長所や得意分野を伸ばせる

札幌の中高一貫校はそれぞれに教育理念があり、それぞれに特徴があります。英語や理系を重視している、芸術系やスポーツに特化したクラスがある、医学部を目指しやすいなど、子どもの得意分野や目標に合わせた学習ができるようになっています。将来につながる能力を伸ばしたいのであれば、中学受験を考えるべきでしょう。
また校風もさまざまで自主性を重視した学校、堅実で穏やかな学校、家庭的な雰囲気の学校など、子どもの個性や性格に合わせて選ぶこともできます。

さまざまな知識を身につけられる

札幌の中高一貫校で行われる中学受験では、小学校では習わないような、高レベルな範囲の問題が出題されます。長文の問題や応用問題も多く、理解力や判断力、思考力が必要になります。中学受験対策の学習を行うことにより、机上の学力だけでなく運用力も身につくのがメリットでしょう。

札幌で中学受験が必要な学校は?

北海道で中学受験が必要な学校は、札幌や札幌近郊に集中しています。私立の中高一貫校のほか、国立や公立の中学もあります。
私立の中高一貫校は伝統を重んじる厳格な学校、生徒の個性を伸ばすことを目指す学校、理数教育に力を入れている学校、文武両道を目指す学校などさまざまな校風があります。
学生寮が用意されている学校もあり、札幌近郊以外の道内や、道外など遠方から入学する生徒もいます。

札幌で中学受験が必要な学校は少ない?

札幌市内で中学受験が必要な学校は8校あります。札幌近郊も含めると10校です。首都圏に比べるとまだ少ないですが、近年の中学受験者数は増えています。

札幌市内及び近郊の中学受験が必要な学校

  • 札幌大谷中学校(共学校・私立)
  • 札幌開成中等教育学校(共学校・市立)
  • 札幌光星中学校(共学校・私立)
  • 札幌日本大学中学校(北広島市・共学校・私立)
  • 北海道教育大学附属札幌中学校(共学校・国立)
  • 立命館慶祥中学校(江別市・共学校・私立)
  • 札幌聖心女子学院中学校※(女子校・私立)
  • 藤女子中学校(女子校・私立)
  • 北星学園女子中学校(女子校・私立)
  • 北嶺中学校(男子校・私立)
※2023年以降は募集停止

公立の開成中学校、国立の教育大学付属札幌中学校以外は私立の中高一貫校です。
偏差値は70程度から40代後半までと難易度に幅が見られ、中学受験対策をしっかり実行しないと合格が難しいところから比較的入学しやすい中高一貫校まであるといえるでしょう。
また同じ学校であってもコースによって偏差値が異なる場合もありますので確認が必要です。

札幌で中学受験が必要な6校を紹介

札幌で中学受験が必要な学校の中から、志願者が多い6校をピックアップし簡単に紹介します。それぞれに特色がありますので、将来進みたい道やお子さんの個性に合わせて選択してください。

札幌大谷中学校

札幌の東区にあります。女子校でしたが2008年に中学、2009年に高校が共学となりました。
英数選抜コース、プログレスコース、アスリートコース、アートコースがあり、大学受験に向けてだけでなく、それぞれの特性を生かせるコースを選択できるのが特徴です。
2021年度には医進選抜コースが開設されました。新しいコースが期待されています。

札幌開成中等教育学校

札幌の東区にあります。2015年に開設された公立中高一貫校です。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けており、iPadやKeynoteなどを使用した最先端のカリキュラムが組まれています。
札幌の中学受験ではまだ少ない適性検査とグループ活動(コミュニケーション能力や対応力を判断する)が実施されています。公立のため、私立中学よりも学費負担を抑えられるのが特徴です。

札幌日本大学中学校

札幌市に離接する北広島市にある男女共学の中高一貫校です。
基礎学力を付けつつ大学進学のための学習を行っており、難易度が高い大学や医学部を目指す「スーパーアクティブコース」と国公立や早慶などの私立大学を目指す「アクティブコース」が用意されています。
日本大学に推薦入学もできますが、大学受験をして難関校に挑戦する生徒が多くなっています。
同じ敷地内にある高校と混じらず、中学だけで部活や行事を行っています。

立命館慶祥中学校

江別市に校舎を構える男女共学の中高一貫校です。
立命館大学の正附属校で、学内基準をクリアすれば内部進学で立命館大学や立命館アジア太平洋大学に進学ができます。
現在は在校生の半分が内部進学、半分は東大京大医学部などの難関大学へ進学しています。
「世界で通用する18歳」を学校目標とし、学年ごとに設けられた研修旅行が充実しており、中学3年では3週間1人1家庭へホームスティするニュージーランド研修や、地球規模の課題解決型海外研修は、中学3年から高校3年までのゾーン制で設定しています。
「誰のために何のために学ぶのか」を常に問う本物の学びが待っています。

藤女子中学校

藤女子中学校は「謙遜・忠実・潔白」を校訓とした歴史がある中高一貫のカトリック系女子校で札幌の北区にあります。
高校から募集を行わないので、中学受験時のみ入学できる学校です。
道内大学への進学が多く、約半数の生徒がストレートで姉妹校の藤女子大学に入学していますが、国公立の難関校や、首都圏の私大への合格者も出しています。

北嶺中学校

札幌市清田区にあります。札幌ではトップクラスの偏差値となる少人数制の男子校です。
首都圏・近畿・関西での受験会場を設けているため、競争率が高くなっています。
また、高校から募集を行わないので、中学受験時のみ入学できる学校です。大学受験を意識したカリキュラムを行っていて、国公立系の医学部に強いともいわれています。
寮は敷地内にあり、3分の1が寮生です。2021年度には新しい寮を増築しました。

札幌で中学受験ができる!立命館慶祥中学校の特徴は?

札幌で人気校の立命館慶祥中学校は、どのような特徴があるのか、どのような中学受験対策をすれば良いのかを解説します。

世界に通用する18歳を育成

立命館慶祥中学校は最先端の国際教育、理数教育を軸に「世界に通用する18歳」の育成を目指している中高一貫校です。
グローバルな経験や知識を広める道内研修、京都研修、ニュージーランド研修は段階を追って構成されています。
また、中学3年から高校3年まで複数回参加ができる海外研修や、海外との交流プログラムなどがあります。
校舎とグラウンドは、広くきれいで環境が良いのも魅力。
約55,000冊の蔵書があり、札幌市内が一望できるメディアセンターは生徒に大人気の場所です。

内部進学だけでなく難関校にもチャレンジしやすい

立命館慶祥中学校は学内基準を満たせば、内部進学で立命館大学と立命館アジア太平洋大学に進学できます。
内部進学する生徒は高校3年次留学や自分のやりたいことに時間を費やすことができるのが大きな魅力です。
また、学内進学以外の生徒が半数いて東大や京大・医学部などの超難関校を目指しています。大学附属・他大学進学どちらも選択できる魅力があります。

難易度は札幌でもトップクラス

札幌で中学受験が必要な学校ではトップクラスの難易度です。
東大・京大・医学部などの難関大学を目指すSPコースの中学入試倍率は3倍と高く、年々人気が高まっています。早いうちから中学受験対策をしておく必要があるでしょう。
入試科目は国語・算数(60分.120点)、理科・社会(40分・80点)となり、一般入試は作文(30分)が追加されます。
た受験生の個性を認める個性出願なども用意されています。

大学進学を希望するなら中学受験を考えよう

じっくり時間をかけた人間教育や大学進学が有利になるといったメリットが浸透してきており、札幌でも中学受験のニーズは高まっています。

札幌近郊には10校の中学受験が必要な学校がありますが、「世界に通用する18歳」を学校目標に、最先端の国際教育と理数教育で人気なのが立命館慶祥中学校です。
本物の学び、個性豊かな生徒、教員、慶祥には多種多様な研修があります。

子どもの能力や個性を伸ばしたい、高いレベルの知識や経験を身につけさせたいと思うなら、中学受験を考えてみてはいかがでしょうか。

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