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お知らせ

2022/05/11

「第23回全国高等学校選抜ラグビーフットボール選手権大会」大会報告とお礼

 この度の立命館慶祥高等学校ラグビー部の「第23回全国高等学校選抜ラグビーフットボール選手権大会」出場に際しまして、皆様方から多大なご厚志と温かいご声援を賜り、誠に有難うございました。

 本校としては2011年(大会は開催されず)以来、2度目の出場権獲得となりました。選抜大会は例年、全国から32チームしか出場できない非常にレベルの高い大会です。3月8日に推薦での出場が発表されたと同時に、初戦の対戦校も先の花園大会でベスト8の強豪、長崎北陽台高校と決まりましたので、生徒たちは喜んでばかりもいられないという様子でした。その後生徒たちはただ純粋に勝利を目指して準備していました。大会参加に際して設定したチームのテーマは、「先入観を持つことなく自分たちの力を全て出し切る」でした。大会では初戦対戦校の長崎北陽台高校が辞退となってしまいましたので、2回戦からの出場となりました。対戦校は先の花園大会準優勝の國學院栃木高校です。試合においては、一人ひとりの強さやスクラムの強さはもちろん、北海道ではなかなか経験することがないボールを早く大きく動かすラグビーに対応することができず、前半は0-38と大きくリードされるも修正を重ね、後半には2トライを返すことができました。最終スコアは10-45で敗戦となりましたが、生徒たちは前に出て体をぶつけ、勇気を持って早くボールを動かして攻めました。彼らは全力を出し切り、その結果現在チームの持つ課題を一層明らかにできたのではと確信しております。

 この冬は新型コロナウイルスの感染拡大や大雪の影響により、例年と比べて2割程度の練習しかできませんでした。思うように活動ができない中でも全国選抜大会に出場および試合ができたのも、皆様のご支援やご声援のおかげだと感じています。チームを代表して心より感謝申し上げます。

 現在は新1年生をむかえ、9月下旬に旭川で行われる全道大会に向けて準備を進めております。本校初の「花園」出場を目指し、尽力してまいります。今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげ、大会報告とお礼とさせていただきます。

 立命館慶祥高等学校ラグビー部監督 松田 祐一