2015年4月7日午前10時から本校アリーナにおいて，立命館慶祥高等学校第20回入学式が挙行されました。
　慶祥中学校から進学した生徒や，高校受験をした生徒305名が，新たに慶祥高校生として入学しました。
　久野信之校長からの式辞のあと，吉田立命館学園総長および，ご来賓の方々を代表して立命館慶祥中学校・高等学校保護者会会長からご祝辞をいただきました。
　最後に，新入生の代表が宣誓を行い，入学式は終了しました。

　引き続き，高校生徒会主催の歓迎の式では，生徒会長が歓迎の挨拶を述べ，吹奏楽部が歓迎演奏をし，チアリーディング部が演舞を行いました。
　最後に，高1学年の紹介が行われました。

　式後，新入生は担任の誘導で式場から各ホームルーム教室に移動し，ホームルーム開きが行われました。
　美しい演奏と迫力ある演技で迎えられた新入生の皆さん，頼もしい先輩方とともに，これからの3年間を感性豊かで熱意に溢れた，充実した日々を送りましょう。
　慶祥高校の生徒および教職員一同，皆さんの入学を心より歓迎し，活躍と発展を期待しています。
　ご入学おめでとうございます！

各挨拶の要約

●学校長式辞●

『20周年という記念すべき年の新入生。
SGH・SSHの認定を受けており，国際教育・科学教育・最難関校への進学教育を推進していく。
新入生の皆さんが生まれる前から「世界に通用する18歳」を目指してきた。
(1)　世界とは，人類が乗り越えなければならない未知のこと。
(2)　誰のために学び，誰のために生きるのか，を常に自分に問いかけ，考えて欲しい。
(3)　学びは，自分と，自分以外の誰かのためにある。私学立命館での学びに確信を持って進んで欲しい。』

●学園代表祝辞●

『立命館学園は今年で創立115周年。新入生は伝統あるこの総合学園の一員となる。
立命館慶祥高校で生徒の皆さんは，学力をつけることはもちろん，考え方や生き方を学ぶ。
多様なプログラムを，多様な生徒たちと学ぶことは，確かな成長と飛躍をもたらす。
『孟子』に由来する「立命」の意味を説明。
「立命」は歴史的で大きな意味を持つ名前である。
高校では学力と人間力を獲得する必要がある。
スポーツや芸術・文化活動にも積極的に参加して欲しい。
自分自身（総長自身）は高校時代，写真部に所属し，文芸部の創設にも関わった。
これらの活動がその後の学生生活に力を与えてくれた。
これからの社会で必要とされる人材として育って欲しい。』

●来賓祝辞●

『新入生の皆さんへのメッセージ
立命館慶祥高校は海外へと視野を広げられる教育をしている。
部活動では全道・全国で活躍している先輩がいる。
恵まれた環境を生かして大きく成長し，3年後，この学校に入学してよかったと思えるような高校生活を送って欲しい。
保護者の皆さんへのメッセージ
親子がともに成長できる学校。
保護者会の活動にご理解とご協力をお願いします。』

●新入生宣誓●

『私たちは高校生としての新たな一歩を踏み出そうとしている。
中3のNZ研修は驚きの連続だった。
高2で予定されている海外研修旅行では，タイコースに参加したい。
起きている問題について知り，子どもたちの不幸をなくすために何ができるかを考えるきっかけにしたい。
高校時代は，自分の夢に向かって人間性を高める大切な時期。
誇りと自覚を持って，お互いを尊重し，切磋琢磨することを誓う。』

●生徒会長歓迎の言葉●

『新入生の皆さんには，誰にも負けない強みを持って欲しい。
強みがすでにある人はそれを伸ばし，ない人はこれから見つけて欲しい。
強みを見つけるためには時間が必要だが，自分の場合はベトナム研修がその機会になった。
自分をみつめる機会を大切にして，高校生活を送って欲しい。』